伊藤亜聖のレビュー一覧

  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    ネタバレ

    視点が広がるという意味で興味深かったですね。
    こんな見たことのない世界があるということ。
    そして新たなものを作る形式にも
    様々なものがあるということ。

    もともとある通販を使っているので
    この地域の店舗はよく見かけるんですよね。
    ああ、なるほどと思いました。
    (ただし私が求めていたある情報は本の数行のみ)

    きっと時代はこの形式になるのでしょう。
    悲しいけれどもね。
    それを受け入れないといけないのだと思います。

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    2023年08月01日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    デジタル化は私の社会を、ウーバーなどの新しいサービスで良いものに変えることが出来る。
    その反対に、フェイクニュースの蔓延や政府による監視が容易になるなど悪いものに変えることが出来る。
    この変化の振れ幅は、先進国よりも新興国のほうが大きい。
    悪い方向に行かないためにどうするのが良いのか、考えさせられました。

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    2023年04月25日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    新興国の方が真っ白なキャンバスに近いのでデジタル施策がダイナミック且つ頻回に行えるというのは分かりやすい。歴史的には西洋文化が最高とされていた19世紀辺りの文化流入みたいな感覚に見えるがスピード感も持って市民が変革させていくのは現代ならではと思う。
    他国を通じて今の日本と自分がどう生きていくべきか考えされた。

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    2022年11月28日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    現在の新興国各国の現状をリポートした書です。
    新興国では、インターネット+PC よりも、スマホが爆発的に普及が進んでいる。そのことをデジタル化といい、その影響を考察していきます。
    世界の潮流はアメリカから中国へというのが流れだと感じました

    デジタル化の特徴

    ・売り手と買い手の「情報の非対称性」の削減:価格の透明性の確保
    ・試行錯誤の回数を多数のベンチャー企業によって増やす仕組み 技術革新⇒社会革新へ
    ・デジタル化がもたらす3つのリスク ①説明責任の欠如した情報統制、②技能教育なき自動化とそれによる不平等、③競争の欠如による独占
    ・新興国の発展を加速度化する仕組み、「後発性の利益」:先進国で

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    2022年08月30日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    世界各国でのICT活用事例を紹介し、期待される展望や重大な課題について考察していく。魅力的なサービスの数々に社会構造の劇的な変化は起こりうると信じる一方で、それで生じる痛みを少しでも和らげる努力を各国が連携して行ってほしいと願った。

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    2022年04月14日
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    自著で、「メイカーズのエコシステム」から5年経っていろいろアップデートされている。

    個人的に「メイカーズのエコシステム」との間で順位や優劣はつけられないのだけど、同人誌&現場ルポ的な「メイカーズのエコシステム」に対して、「プロトタイプシティ」はプロ編集者の高口さんを中心に、ライブ感を残したままうまく体系化・抽象化に成功しているように思う。

    僕としても、「高口さんがまとめるに足る本を作る」というのが一つのテーマで、全体としてバンドっぽいデキになったとおもう。

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    2020年08月10日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    本書でいう新興国の代表としては、中国とインドを思い浮かべればよいかと思います。
    また、新興国のうち、とくに中国については、近年は、ITやAIなどのデジタル化技術によりGDPが伸びているわけですが、その光の面と闇の面を丁寧に説明した本だと思います。

    中国をはじめとする新興国では、金銭やビジネスのやりとりにおける不正や不確実性の抑制が長年の課題だったわけですが、ITはそれらの解決に大きく寄与し、それゆえ、国民にも受け入れられていき、その結果、新興国のGDPは今でも伸びているわけです。
    しかし、その裏には、これまたITを利用することで、個人情報をはじめとする、様々な情報の管理や統制があるわけで(表

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    2023年07月01日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    デジタル化する新興国は、高度経済期の日本のような気がする。その熱気と技術力は、アメリカなど欧米諸国を席巻した。今の日本は、1970年代のアメリカのようだ。そのことがよくわかる新書だった。

    ただ、日本が取るべき戦略として提唱されているのは、新興国に学び、ルール作りに積極的に参加ましょうというものだ。
    ・好奇心と問題意識のアンテナを広げ、日本の技術や取り組みを活かす
    ・同時に新興国に大いに学び、日本国内に還流させる
    ・デジタル化をめぐるルール作りには積極的に参画する
    ・民間企業が新興国の新分野で協業を広げるための支援を行う

    学ぶのはいいのだが、キャッチアップばかりではレッドオーシャンに飲み込ま

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    2023年03月20日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    ネタバレ

    良書。
    論文調で読みにくい。
    目からウロコ。日本はこのままではダメだと感じた。既存の設備を活かそうと今までのやり方に固執したら。
    失敗しながら良いものを見つける。タイムマシンなんたら。スピードが大事。
    アフリカ諸国をバカにできない。

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    2021年10月16日
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    トライアンドエラーを繰り返す土壌ができた深セン、
    品質テストを実施して品質担保してから出荷する日本では
    スタートアップのスピード感が異なる。
    「製品の新機能が正しく動くよりも、その機能が受け入れられるかを見るほうが大切」

    深センはサプライヤーも集結しているので、
    低価格の部品がすぐ手に入りやすく低ロットでのモノ作りにコストや時間がかからない。
    手を動かすことでトライアンドエラーを繰り返し、コミュニティが形成されていったことで深センはテクノロジー都市になっていった。

    元々深センは工業都市で、サムスンやフォックスコンなどの外資の下請工場が存在していた。
    下請製造で得た知識で大手の模倣品を作り低

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    2021年09月26日
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    中国やアメリカの力強さの根源がよくわかる。コロナという一大事件があったが人の本質は変わらないと思うし、今後数十年はこの主流が続いて行くと思えるので安心して中国とアメリカに投資を続けようと思えた。

    また、日本に向けてアドバイスも書いてるが個人的に思うに、日本は中国とアメリカと同じような場所で戦うのを目指すべきではないと思う。
    そもそも、社会の仕組みや気質その他諸々が向いてない。

    コロナ後で半導体に投資するといったニュースをみたが、他の国に比べたらえ?これっぽっちっていう金額しか出せない。

    戦う場所を間違えてる気がする。今のままの状態で、技術の進歩により日本語の鉄壁ガードを取り除かれたらどう

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    2021年08月16日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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     前半では、中国、インド、アフリカ諸国等新興国の、後発性の利益を活用し、一部では飛び越え型(リープフロッグ)発展まで至っているデジタル化の急速な進展状況を具体的な事例により紹介している。 
     後半では、雇用への負の影響があるかどうか、またテクノロジーによる監視国家化への憂慮など、リスク面にも考察がされている。

     単に事例が紹介されているだけではなく、開発経済学的なフレームワークなどに依拠した議論もされており、勉強になる。

     デジタル化の遅れが言われる日本における今後の在り方や、これらの国々との立ち位置はいかにあるべきかといった問題を考える上で参考になると思われる。


     

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    2021年07月30日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    今、中国、インド、東南アジア、アフリカ諸国がデジタル最先端技術の実験場となっている。
    先進国のデジタル化を凌駕する一方、雇用の悪化、監視システムの強化など負の一面もある。
    そのなかで、日本はどう関わるべきか考えさせられる本。

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    2021年05月03日
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    中国の深圳がどのように発展していったのかを知りたくて、この本を読み始めた

    頭でっかちな計画を立てるよりも、手を動かしていく中で正解を探していくプロトタイプ駆動。そのプロトタイプ駆動をより正確に行うために必要なコミュニティが、新興国などの新たな都市に芽生えている。プロトタイプ駆動とその実践の場、すなわちプロトタイプシティの新たな時代が始まっている

    まず世界経済はこの30年間で大きく成長した。アメリカのGDPは1990年の6兆ドルから、2017年には19.3兆ドルと3倍強にまで成長しているのに対し、日本のGDPは3.13兆ドルから4.87兆ドルへと1.5倍にしか増えておらず、中国やベトナムは3

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    2020年08月18日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    新興国を軸にデジタル社会のプラス、マイナス面を描いた一冊。新興国の事例が豊富で勉強になった。
    反面、日本が進むべき方向が具体的でなかった印象、かつ定量的な説明がよりあればという印象ももった。

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    2022年01月07日
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    プロトタイプといえば深圳、というのは界隈の人では非常に有名ではあるが
    世界的なプロトタイプへの位置付け、潮流などを網羅的にまとめてくれている本
    巻末には対談も記載されていて、その内容も非常に面白い
    特に目新しい内容はなかったが、興味がある人、深圳とは?、プロトタイプとは?ということを理解したい人は一読する価値はあると思う

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    2021年10月23日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    深圳に代表されるような中国のテクノロジー動向の第一線の研究者として知られる著者が、デジタルテクノロジーが新興国に与える影響を、機会とリスクの両面からバランス良く考察した良書。

    特に機会を巡るパートにおいては、製造業が主力産業であった1960-80年代の国内産業の保護政策などの歴史を踏まえた上で2000年代後半以降の中国におけるITサービスの保護政策をとらえなおす観点は面白い。というのも、最終的にGreat FirewallによってGAFAに代表される米国ITサービスを遮断したのは事実であるにせよ、オープンソースソフトウェアなどへのアクセスについては遮断しなかったことが、アリババ、テンセントな

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    2021年06月20日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    これまでの時代の変化と現代のデジタル化を照らし合わせながら、新興国の動向と、先進国がそれとどのように関わっていくのかを述べている。
    日本の今後の立ち位置を示している。
    コロナによってデジタル化が進んでいくのは明確だが、それをもう少し定量的に示してほしかった。

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    2021年05月29日
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション

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    中国深センを中心に、今のビジネスを考察している本
    深センには多くの日本企業が進出している
    が、なぜ日本企業は変化していると言い難いのか?
    知りたいな〜

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    2021年04月09日
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か

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    さすが中公新書。まるっきり論文を一般向けに構成と言葉じり程度を書き換えただけ、的な重さ、硬さ。全文を読むのではなく、関心のある点を単語単位で飛ばし・探しながら読むのが丁度良い感じ。「デジタル」に限定されない普遍的な点も多く含んでいると思うが、色々と興味深い点もあった。

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    2021年03月20日