悪女もの、って言うんでしょうか。こういう小説は。
已む無く人を殺めるとのシチュエーションって有るのでしょうが、後半は加速度的に殺していくので段々気持ち悪くなります。
リアンやジュリアンを殺す必要は有ったのでしょうか。
しかも結局主人公は捕まらず、そこそこ成功すらしています。
『こんなに殺しているのに
...続きを読む新聞に名前が載らない自分を不思議に思った。」と独白するシーンがありましたが、余りにも素直な感想で笑ってしまいました。
そう、なんか主人公にカラッとした明るさが有るんです。だからラストシーンに爽やかささえ感じてしまう。不思議な人物造形です。
「ゴーンガール」と比較されてるみたいですが、更に悪女で更にエロいです。映画化されるみたいですけど誰が演じるんでしょうね。楽しみです。