辣椒のレビュー一覧
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購入済み
ライトで読みやすい!
中国共産党の実態や、作者の来日の経緯、中国での経験がわかりやすく、読みやすいです。最初の一冊目で読むにはいいマンガです。絵も見やすいです。
ただライトな分、内容は薄いので、単に筆者が中国を小馬鹿にしているだけにも受け取れてしまいます。ぜひ、政治編、軍事編、日常生活編といった、一つ一つの分野を掘り下げた続編を読みたいです。作者の次回作に期待しています! -
Posted by ブクログ
中国国内で諷刺漫画を描いていた漫画家が共産党統治の実態をユーモラスに描く。(著者は中国政府の迫害により2014年から日本に滞在、2017年にはアメリカに移住している。)
習近平が権力を握るまでの背景やネット規制の方法のほか、規制がゆるくリアリティや時代考証を無視してどんどん逸脱していく反日ドラマ(抗日神劇)、党の宣伝がエスカレートしていく中国版紅白の春節聯歓晩会(春晩)、人民解放軍の内情など、普段のニュースではあまり知ることのできない内容が多い。
共産党は人命よりも面子を大事にする、人民解放軍の最大仮想敵は日本でもアメリカでもなく中国国民であるというのはなんとも恐ろしい。
普段は「嫌中」 -
Posted by ブクログ
非常に興味深く読ませていただきました。
漫画のタッチも分かりやすく、いかに、今の中国に、「自由」がないのか、
よくわかる構成になっています。
私は、中国には7年近くいますが、外国人が感じる中国と、
中国人が感じる中国は、全然違うのだと、改めて感じます。
「表現の自由」という、自由を、中国で実現するのは非常に困難です。
それが政治的であれば尚更です。報道の自由さで言っても、かなりバイアスが、
あります。
では、中国は、それだけ色んな「自由」が制限されて、住みにくいかといえば、
日本人の私からすると、全然です。個人的には、かなり住みやすいです。
私は東京出身ですが、一年に2度ほど、帰国し、