西川賢のレビュー一覧

  • 社会科学研究者のためのデジタル研究ツール活用術

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    最も新しいデジタル関連ツールを用いた研究方法である。社会科学で政治学が専門の筆者ではあるが、人文科学や心理学や教育学に十分に応用できると思われる。若手研究者に役立つ1冊だと思われる。しかし、学部の学生よりもこれから研究を行なっていこうとする博士課程の院生に最適な本であると思われる。

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    2024年09月12日
  • ビル・クリントン 停滞するアメリカをいかに建て直したか

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    【過ちを犯すことは避けられないとしても、被害の拡大を最小限にとどめ、立ち直る努力をする。そして、どんな困難に直面しても決して人生への情熱を失わないのが、クリントンだった】(文中より引用)

    その業績を語る際,どうしても不倫スキャンダル等に注目が集まってしまうビル・クリントン元米大統領。その生い立ちから大統領在職中の業績に光を当てることで,改めて政策的な功罪に対する評価を試みた作品です。著者は、アメリカ政治研究を専門とする西川賢。

    クリントン政権が内政に強く関心を抱いていたこともあり,同政権を通した米国政治の変容にも迫ることができるかと。同時にクリントン氏の人柄についても十分に知れるほどページ

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    2019年11月08日
  • ビル・クリントン 停滞するアメリカをいかに建て直したか

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    やや好意的すぎる印象もあるものの、まとまっていて読みやすくおもしろかった。ただ就任から20年以上も経っていることにはやや驚く。

    合衆国大統領というと、基本的に「外交オンチ」という印象で、クリントンも例外ではないし、その政権の設立時の外交への無知ぶりが今振り返ると「恐ろしい」ほどだったことがよくわかった。
    ただ備え持っている共感力を使って克服したという印象がある。その源というか人物像というのが読めてよく理解できた。

    ただ沖縄との絡みはもっとページが欲しかった。このサミットが結局のところどういう意味があったのか、いまでもよくわからない。

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    2018年05月06日
  • 社会科学研究者のためのデジタル研究ツール活用術

    Posted by ブクログ

    全体的によくまとまっていて読みやすいが、紹介されている「ツール」は、割と既に一般的に用いられているであろうものが多く、新しい発見はあまりなかった。

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    2024年11月12日