正道寺雅信のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1~2章のエンジニア採用失敗あるあるは、是非人事だけでなく経営層にも読んでいただきたい内容となっている。今まで有無を言わさずトップダウンでやってきた企業にとっては特効薬になるかもしれない。
3~4章は人事だけでなく、就職・転職を考えているエンジニアにも刺さる内容になっているため、是非読んでいただきたい。きっと、「自分がどの規模の企業に向いているか?」「どういった作業に向いているか?」を自己分析するための手助けになる。
5~6章は、再び人事や経営層に読んでいただきたい内容となっている。
最後に、評価が星4の理由だが、内容は面白いのだが冗長に感じられる部分が多々あったため。 -
Posted by ブクログ
著者が実体験として1次情報を大量にインプットしてるから臨場感がある。「問題はいつも現場で起きている。(byマネージャー)」
良い求人かどうかの踏み絵は恐らく2段階で①「募集要項が明確かどうか」②「その募集要項は募集しているレベルに対して適切か」
そもそも経営や人事がよくわからないまま運用して①すらままならない企業が大半、②ができている企業なんて日本にあんのか?って印象。
とはいえ、どうすれば?って事を語るには自分自身知識がなさすぎる。(つまり人のこと言えない…)
エンジニアの採用に関わっていながらエンジニアの事を全くと言っていいほど理解していないまま仕事をしている事に反省。 -
Posted by ブクログ
ネタバレエンジニアの採用及び入社後のキャリアについて、経営者、人事部門、人材サービス会社、エンジニアの観点で言及している書籍。特に採用基準と選考基準のミスマッチや入社後の処遇が経営者、エンジニアの双方に不幸をまねくという。
日本におけるエンジニアは、オフショアの人件費の安いエンジニアとのコスト競争を強いられており、比較的給与水準が低く設定されている。また、経験や実績がものを言う他の職種とは異なり、エンジニアのパフォーマンスはコーディング力等の年齢とは関連の低い能力により量られることから、年功序列型の評価・報酬制度では上手くいかないことが多い。そのため、20代後半から30代前半に賃金カーブのピークが来る -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は、採用失敗あるあるを
- 経営陣
- 人事担当
- エンジニア
の観点から、後半はどうやったら良いエンジニアを採用できるか、という点について言及している。
前半の採用失敗あるあるは、割と古くから言われていることかなあ、と思いつつ、改めて再確認。
(例えば、経営陣がそもそもリテラシーがないのに採用する、とか人事部門が募集要項をかけない、とか)
自分として真新しかったのは、エンジニアの観点で、そもそも、転職する際にエンジニア職以外を希望する人が多い、という点だ。(主に今までの職場が劣悪な環境だったことによる)
後半のじゃあどうやったらいいエンジニアを採用できるのか、という観点に関しては、少