松島聡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
UXの時代
IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか
著:松島 聡
出版社:英治出版
UX(ユーザエクスペリエンス) 製品やサービスから得られる、ユーザ体験のこと。
垂直統合の現在のビジネスモデルから、IOT、ネットを使って、UX:顧客満足を満たすビジネスをめざせ。実現できていないニーズはたくさんありチャンスだ。
企業が生き残るためには、UXを基底とした、ビジネスモデルを再構築しなければならない
管理としては、中央での集中管理から分散管理へ
これまでの高速、大容量のブロードバンド通信にくらべて、IoTは、小容量、低速、省電力、低コストのナローバンドを利用する
スマホの特徴
・デバイス/センサーとしての高機能化、高性能化
・通信機能の強化
・データ管理方法の強化
・多彩なアプリケーション
・AIによるUXの高度化
IoTは5層
・AI層
・アプリケーション層
・データ層
・通信層
・デバイス層
目次
序章 地殻変動の予兆――世界のビジネスシーンで起きている変化の本質
1章 垂直統制型から水平協働型へ――ビジネスも社会も歴史的転換点にある
2章 あらゆるリソースがIoTでつながる――水平協働型シェアリングエコノミーの到来
3章 UXビジネスにどう移行すべきか?
4章 シェアリングエコノミーを支えるIoT
5章 UX創造のビジネス戦略――リソースシェアリングによる新しいビジネスモデル
6章 UXビジネスの障壁――行政との交渉、働き方の改革
終章 ネクスト・メイン・フィールドへ
謝辞
参考文献
注
詳細目次
ISBN:9784862762450
判型:A5
ページ数:246ページ
定価:1800円(本体)
2016年12月05日第1版第1刷
2017年01月25日第1版第3刷 -
Posted by ブクログ
一大産業でありながらIT化の進展が遅いとされる物流業界のIT化を牽引するシーオスの創業社長が、シェアリングエコノミーのもたらすインパクトと、その実現を支えるIoT関連技術についてまとめた一冊。
やはりこの本もタイトルと内容がちょっと違うという印象が強いのだが、それは「UXの時代」というタイトルでありながら、実質シェアリングエコノミーに関して書かれている点に起因している。シェアリングエコノミーが「必要なときに必要なだけベネフィットを享受したい」というユーザニーズから、「シェア」という体験がキーになるのは言うまでもないのだが、「UXの時代」の一要素がシェアリングエコノミーに過ぎない、というのが私の理解である。
例えば、Fintechにおける「MoneyForward」等のPFMは顧客フロントを握っているという点で紛れもなく「UXの時代」を象徴するサービスであるが、シェアリングエコノミーに分類されるサービスではない。その点で、「UXの時代」というタイトルにするからには、シェアリングエコノミーも含めて、UXを価値の源泉とするようなサービスについて語ってほしい気がする。
そうしたタイトルと内容の不一致はさておき、IoTという概念をデバイス/センサー、通信NW、クラウドでのデータ管理、PFerによる自由なアプリケーション創出、AIによるUX高度化という5つの技術に分解して説明する点は、非常に納得度が高く、部分的に得られるものはあった。