ソローのレビュー一覧

  • 森の生活 (ウォールデン) 下

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    前半に比べお説教が影を潜め、生き生きとした森の動物たちや、冬の湖の美しい描写には心を洗われた。森の中で静かに生活をしていたのかと思っていたけれど、大変活動的で恐れ入った。蟻たちが繰り広げた大戦争についての描写は臨場感満点でお見事でした。

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    2015年07月19日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    森の生活。理想の生活。就活生には痛いであろう一冊(苦笑)。

    彼の言うとおり“いまいる場所だけが世界ではないのだ”。
    忘れてないようで忘れがちな真実を、ウォールデン湖とそこに住んだ詩人が思い出させてくれた。
    さぁ、今から何をしようか。

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    2015年08月14日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    「そうだウォールデンに行こう」流石に思い立ったらすぐ行動できることではありませんが、近場で妥協してでも自然に触れてみたくなりました。出不精な方にオススメの一冊(笑)

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    2011年09月16日
  • 森の生活 (ウォールデン) 下

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    静かに自然と共に生活する豊かな日々が語られる。愛情あふれる動物たちの観察がおもしろい。欲のためにあくせく働いて自らを酷使する私達に何のための仕事か立ち止まるきっかけを与えてくれる本。それにしても彼のギリシャ・ラテンや聖書、インド・中国の古典に精通した教養は素晴らしい。

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    2011年05月15日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    自然を愛するサステナにとってバイブルでありアメリカ文学の古典。かねてから読みたいと思って読んだら新訳は非常に読みやすくて一気に読めた。
    自然に囲まれた生活をしていると孤独にもうつからも変な欲からも解放される非常にシンプルなライフスタイルは、現代人にとって100%は無理でも取り入れたいと心から共感。
    自給自足なところなどイギリスのシューマッハカレッジを思い出す。

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    2011年05月15日
  • 森の生活 (ウォールデン) 下

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    19世紀のアメリカにおいて、資本主義の発展について、原初的であるからこそ本質的な洞察をかいま見ることができる著書。その意味において、現代人にとっても大いに示唆的。しかしこの本の眼目はまだ残されていた広大な自然、その中での生活のありようを感じることができることだろう。

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    2010年05月04日
  • 森の生活 (ウォールデン) 下

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    自然があってこその人類の繁栄である。それを忘れてしまった社会に向けて異議を論じている。ソローが実際に2年間、森で自給自足した足跡を読むことができる。

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    2010年05月07日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    ターニャの愛読書。
    勧められて読んでみた。
    「経済」の章を読むのに時間がかかったが、
    その後はスラスラ読めた。

    無駄の無い最低限の生活。
    理想的だが自分にはムリだなーと感じた。

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    2009年10月04日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    1854年に書かれた本
    写真が残ってるのがすごい
    当時アメリカは工業化が一気に進んで、経済が発展した頃
    この後リンカーンが大統領になって、南北戦争が起こるのかな?曖昧…
    この本が書かれたのは激動の時代だったんだな
    だからここまでソローは「生きること」にこだわって、それを記録したのかな
    やたらと所謂一般人(今で言うサラリーマン的な)を揶揄した言葉が多いのが引っかかったが、時代背景も考えると、「さっさと目を覚ませ」ってテンションだったとも受け取れる
    初っ端から大学批判があり、それにヒッピーは賛同したんだろうなと想像が膨らむ

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    2024年02月25日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    書かれた年代を確認せずに読み始めたが、やはり歴史的な背景を知っておくことも必要であろう。
    下巻も読もうかどうしようかと思案中。

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    2023年11月02日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    有名な本なだけあって期待値が高かったが、それほどだった。やたらと植物や動物の専門的な知識などが出てくるので読むのが大変でした。
    所々に感銘を受ける言葉は見られるのと、具体例が多いがゆえに臨場感があったので3にしました。

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    2023年03月23日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    森に独り住み、研ぎ澄まし、本質を見極める。
    シンプルライフの聖典として、ゆっくり読み進めるべきだが、さすがに積読から足掛け八年はかけ過ぎた。
    が、外界を妨げられる自粛生活だからこそ、響いた言葉も少なからず。欲も不安も捨てた先にある境地。下巻もじっくり読み進めてみよう。

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    2020年05月02日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    現代社会はモノ・コトであふれている。モノを買うために金を稼ぐのであれば、自分で作ってしまえという考え方。
    人間の本質的な暮らしを提唱する哲学本。
    ヒッピーカルチャーの先取りともいえるのかな?

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    2019年08月20日
  • 森の生活 (ウォールデン) 下

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    ちょっと説教臭くて面倒臭かったとか言うと怒られるな。。まあ、考えてみれば、本なんて基本、説教だよな。

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    2019年05月21日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    読む前になんとなく予想していたのと違う感じで、性格上の困難をこじらせて人里を少しだけ離れたところに引きこもっている男の独り言といった風情がある。付き合いにくそうというか、小うるさい感じなのだよね。これがアメリカ文学の古典となっているというのも興味深い。

    とは言え湖の自然の描写は美しく、著者が2年余りの生活を得難い経験として味わっていたのは伝わってくる。観察もきめ細かく情景が目に浮かぶ。なんで人里に帰ってきたかははっきり明かされないものの。

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    2018年11月05日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    ちょっと極端というか、文明に対する恨み節みたいなところがある。
    志は違えども、今だとホームレスに近いような生活になってしまうのか?
    でも考え方の根本はわかる。とくに先を心配するあまり今の生活を犠牲にし、歳を取ってからでは十分に楽しめなくなってしまうというあたり(鉄道になぞらえて語られてた)。
    今の消費社会や物質文明から自覚的に距離を置き、精神的に豊かに生活することはいつの時代にも可能だろう。とくに今はそういう生き方を選択することが顕著になりつつある。
    家を組み立ててるところで、ヨコハマ買い出し紀行を思い出した(笑)。

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    2018年10月15日
  • 森の生活 (ウォールデン) 下

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    20170503 ようやく上下巻読み終えた。自分のこれからの生き方の参考にと思って読み始めた。比喩には付いていけないが気持ちでわかる部分が多い。本当に理解するにはどこかで一度一冬過ごしてみないとダメなのでは。機会を作ってやってみるか。

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    2017年05月03日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    20170302 ずっと読まないとと思っていた本。作者のたとえに慣れるのに時間が必要か。後半分も読み切れたらさっそく二回目に入るか。

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    2017年03月02日
  • 森の生活 (ウォールデン) 下

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    米国の作家ヘンリー・ソローが、マサチューセッツ州ボストン郊外のウォールデン湖のほとりで過ごした2年2か月の生活を綴り、1854年に発表した作品の下巻。
    著者は、本書に以下のような様々な思いを記している。
    「私は、一等船室に閉じこもって旅をするよりも、平水夫としてこの世界のマストの前に立ち、甲板上にとどまりたいと願っていた。そこにいると、山あいを照らす月の光がじつによく見えたからである。いまとなっては、もう船室におりてゆく気にはなれない」
    「なぜわれわれは、こうもむきになって成功をいそぎ、事業に狂奔しなくてはならないのだろうか?・・・めいめいが自分の耳に聞こえてくる音楽にあわせて歩を進めようでは

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    2016年01月11日
  • 森の生活 (ウォールデン) 上

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    米国の作家ヘンリー・ソローが、マサチューセッツ州ボストン郊外のウォールデン湖のほとりの丸太小屋で過ごした2年2か月の生活を綴り、1854年に発表した作品の上巻。
    本作品はその格調高い文章により米国文学の古典に一つと数えられ、更に、著者の考え方は、後に黒人解放運動を指導したキング牧師やベトナム反戦運動を行った作家ノーマン・メイラーらにも大きな影響を与えたという。
    著者は、150年以上も前に、「どの隣人からも1マイル離れた森のなかにひとりで暮らし」た理由を、「私が森へ行ったのは、思慮深く生き、人生の本質的な事実のみに直面し、人生が教えてくれるものを自分が学び取れるかどうか確かめてみたかったからであ

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    2016年01月11日