伊藤淳子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2014年4月13日
かわいい猫の写真と一緒に、老子の教えを、わかりやすい言葉で教えてくれる本です。
心安らぐ言葉が沢山載っていました。
●「こうしたい」「ああしたい」ともがけばもがくほど、思うようにはいかない。
●賢くなれとか、金持ちになれとか、それって、心が乱れるばっかりだ。そんな欲望や、野心を持たず、身の丈で生きていこう。
●強いばかりの木は必ず折れる。強くなろうと考えずに、弱く、たおやかであることを、一番大切にしよう。
まぁ概して、「がんばらないで、自然体でいこう」というかんじ。定年後でない限り、これだけで現代社会を生きていくのは難しいかもしれないけれど、学ぶところはたくさんあ -
Posted by ブクログ
正直なところ、最愛の父が亡くなり、仕事の仲間にも裏切られたりすることがあり、なんとも絶望的なときに、この本を書いたのですが、書きながら、途中で何度も泣いてしまったのを思い出します。
迷ったり、悩んだり、失敗したり、思うようにならないことがあったとしても、
「それでいいんだよ」と、生きていくことを後押ししてくれたのが老子の教えでした。
また、他人に対してどのような心構えであるべきなのかという、大きなリーダーシップ論として、自分が成長する教科書になるものでした。
夢を叶えるための努力だけではなく、叶わない夢もまた夢であると理解したうえで、自分らしく生きる術に魔法のスパイスとなってくれた本です。