ヴィクター・J・ストレッチャーのレビュー一覧

  • 目的の力 幸せに死ぬための「生き甲斐」の科学

    Posted by ブクログ

    ”目的”を持つことが人生を豊かにするだけでなく、物理的にも科学的にも医学的にも役に立つことが、心理実験などのデータを交えて紹介される。
    いずれも目新しい事ではないが、”目的の力”にフォーカスされているので分かりやすい。

    特に”SPACE”の5つ「Sleep(睡眠)」「Presennce(マインドフルネス)」「Acetivity(運動)」「Creative(創造=文化的活動)」「Eating(食事)」が重要であるという視点で構成されている。

    実の娘との死別で文章が始まるが、全体的にエッジの効いたユーモアがあちこちにあり、哲学的な考察もありながらも平易な文章で最後まで楽しんで読める。

    1
    2024年08月11日
  • 目的の力 幸せに死ぬための「生き甲斐」の科学

    Posted by ブクログ

    「目的の力」Victor J. Strecher

    生きる目的を強く持っている人はそれが薄弱な人よりも平均して長生きする。生きる目的が1-7点のスケールで1点上がっただけでも死亡リスクが12%減る。心臓発作を起こすリスクは27%下がり、脳卒中のリスクが22%下がる。

    生きる目的が薄弱な高齢者は強固な高齢者に比してアルツハイマー病が2.4倍も上がる。また、強固な人が例え発症しても病状の進行が遅い。

    生きる目的が明確にある人は、平均してない人よりも、心理的、社交的に上手くやれている。性生活も良好でよく眠れ、うつも少なくリラックスしている。

    アリストテレスの結論は、人間活動の究極の目的は「幸福

    0
    2018年03月27日
  • 目的の力 幸せに死ぬための「生き甲斐」の科学

    Posted by ブクログ

    生きる目的を持った高齢者はアルツハイマー病にかかりにくい。
    瞑想によってテロメアが長くなる。生きる目的によっても長くなる。

    目的だけでなく、小さな目標でもよい。達成できそうになり高い目標を目指すことも価値がある。

    生きる目的=墓石テスト=自分の墓石になんと刻んでほしいか。
    より長くより健康的により幸せな人生を。

    フランクリンの目的=節度、科目、秩序、不屈、倹約、勤勉、高潔、正義、中庸、清潔、静穏、貞節、謙虚。

    長生きするためには、嫌いな野菜も食べる。まだやりたいことがあるから。

    大きな目的を目に入るところに掲げる。いつでも語れるよう。

    「与える人こそ成功する時代」
    「仕事(ワーキン

    0
    2017年09月12日