正津勉のレビュー一覧

  • 忘れられた俳人 河東碧梧桐

    Posted by ブクログ

    最初にマイナス点。
    著者が碧梧桐好きすぎて、熱すぎる(笑)その所為か口語体過ぎて読み難い。著者の好みで話が進み過ぎて、置いていかれます。これはこの本には書かないけれど…とか、これだけは書いておくが…のような。
    子規と虚子についてはかなり読み込んできたつもりで、今度は碧梧桐を…と思い、入門書のつもり(新書だし)で手に取ったら、いきなりハードルが高い気がしてしましました。

    良い点。
    著者が碧梧桐好きすぎて、熱すぎます!虚子の保守的ラッキーボーイ的立場はどうも好きになれず、花鳥諷詠と云う解りやすいテーマで社会的に生き残ったような気もしてならない(勿論子規も、万葉は褒めていましたので、間違いでは無い

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    2018年11月07日