伊藤洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漫画でこうやって松尾芭蕉を読むと言うのは通史としてわかりやすい。
「月日は百代の過客にして行き交う年も又旅人なり」で始まる奥の細道。
その出だしの巧みさ。優れた編集力。
俳句を読むだけでなく編集力も持っていた。
1644年 伊賀上野で生まれる。
父親から「美しいと思うものを美しいと伝えられる力もないから学ぶのだ」と言われる。見たもの感じたことをどう伝えるか。
「願わくば桜の下に春死なむその如月の望月のころ」
西行の和歌に感銘を覚える。
藤堂良忠に奉公に上がる。一緒に貞門派を学ぶ。宗房と名乗る。
1666年良忠は25歳で亡くなる。
その後江戸に出て談林派の俳句を学び俳句を広めるようになる。桃青