世界経済フォーラムのレビュー一覧

  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    百科事典的書。第四次産業革命とは、21世紀に入ってのデジタル革命であり、その特徴は、モバイルインターネット、低価格センサー、AI、機械学習です。
    メガトレンドとして、①自動運転、②3Dプリンタ、③ロボット工学、④新素材 を物理的な技術にあげています。
    後半は、第四次産業革命の影響を、経済、ビジネス、国家、世界、社会、個人への影響として、23のシフト(ティップス)として掲げています。
    でてくる用語を拾い出し正確な定義を確認するだけでも大変な労力を要します。

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    2021年09月30日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    3年くらい前に書かれた、テクノロジーの未来を横断的に述べた本。だいたい今も、このとおり進んでいる。光も闇もあるが、「すべては私たちの選択だ」というメッセージが珠玉。この手の本はたいてい、事例や仮説をならべるだけで終わりなので。

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    2019年12月26日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    2016年のダボス会議で使われ始めたキーワード「第四次産業革命」についての入門書です。ダボス会議の創立者自身の提言なので基本的にポジティブ。詩人リルケの「未来は私たちの中にある…実際に未来が訪れるはるか以前に、私たちの中で変化を遂げるために」という言葉を引用しているように変化を加速させる立場から提言です。そう、過去の第一次産業革命から第三次産業革命までは結果論として革命だったのだ、と思いますが、今回の革命はこの言葉をトリガーに未来を引き寄せようという大きな意志を感じます。たぶん、国連やダボス会議のように主格としてのグローバルって存在が始めっからあることが故の新しい革命なのだと思いました。きっと

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    2018年08月21日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    PCとインターネットの普及を第3次産業革命と置き、モバイル端末やセンサー機器から得たビッグデータの活用、いわゆるAIによる産業の変化を第4次産業革命と置いている。
    どういった要素技術がトレンドになっていくかを俯瞰するには便利な1冊。
    2025年までに迎えるだろうというティッピングポイントには一部「これはちょっと…」と思えるものもあるが、2015年当時に予測されていた内容と考えると指し示す方向性についてはそれほど陳腐化していないのではないか。
    すなわち本書の中で予測されていることは近い将来現実になる可能性が非常に高く、これらに備えることは不確実な未来に対する有効な打ち手の1つになり得るということ

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    2022年03月27日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    2015年刊、ダボスの世界経済フォーラムの未来予測。
    正直、第四次産業革命、便利にはなるけど、世知辛くもなりそうで、テリー ギリアムの「未来世紀ブラジル」がなぜか頭をよぎり、ウーバーの出前や出来高仕事の便利屋で日銭稼ぎをして暮らす人や、自分の細胞や生殖機能を切り売りして生活する人、人手不足を補うためにAIの微笑みや声掛けの中で暮らす老人や孤児たちなどが思い浮かんでしまう。 

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    2021年10月08日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    各企業や組織の重鎮もこのダボス会議の創設者のような見方ができるか、そうでないかでこれからの世界を生き残ることができるか、そうでないかが変わってくる。

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    2017年10月08日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    ネタバレ

    洋物の本の読後感にありがちな(私だけかもしれません)「内容は真面目、大量の情報がつめこまれ」「でも結局、インパクトが薄い」感じがします。
    後半4分の1の「ディープシフト」(この技術が定着したらどうなるか、いつ頃それは起こるかを列挙したもの)は面白かったですが形はアンケート。
    デジタルアクセスは水道や電気よりもはるかに安価に供給できる。その「平等」がどんどん広がる、というところは同意。国家間や民族間、あるいは国内問題に対し普通の人が情報を得、発信することができるようになる。

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    2017年08月21日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    0. この本を読む目的は何か
     テクノロジーの進化が、社会にどのような変化をもたらすのか。経済の最先端で、不確実な未来の変化を考えつづけているクラウス氏の見解を知る。それにより、未来の起こり得る変化に対する、センスを高める。解像度を上げて、未来に起こり得る変化を語ることができるようになる。
     その変化の中で、自分が社会に価値を提供し続けていくために、しなければいけないことを考える。


    1.この本は要するに何について伝えようとした本だと理解しましたか。また、現在の自分にとって、どのような意味があるかを考えてください。
     デジタル、ITの幾何学的進歩によって、激甚な変化が我々が予想できる以上のス

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    2025年07月21日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    第4次産業革命は、21世紀から始まったデジタル革命で、これまでとは比較にならないほど偏在化しモバイル化したインターネット、小型化し強力になったセンサーの低価格化、AI、機械学習と言える。これらの時代であらゆる産業が変革を起こしており、それが人々の暮らし、物の所有、消費、考え方を変えてしまっている。また、あらゆるものがインターネットにつながることによって便利になっていることもある一方、平等に対する格差は広がってしまっている。
    このような時代では、そういった現状を理解し強調していくことを考えられることが必要で、リーダーとしても知性や倫理感、信頼感が求められる。
    自分が今まで想像もしていなかったこと

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    2024年01月18日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    これから今までのスピードとは比べものにならない、速さで世界が変わっていく。今までのテリトリー、国、地域、分野についても再定義していく必要が出てくる世の中になる。
    それを否定するのは簡単だが、受け入れていい方向に持っていく、会社であり、人でありたいと思わせてもらえる本。

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    2020年01月29日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    ネタバレ

    第1次産業革命 :機械
    第2次産業革命 :電気
    第3次産業革命 :コンピュータ
    第4次産業革命 :デジタル

    偏在化し、モバイル化したインターネット環境の伸長によるIOTの発展、
    センサーの低価格化、AI等により
    デジタルの伸長が加速的に発展し、デジタルが産業を高次の次元に押し上げた。
    社会の構造やあり方が変化しているとともに、
    産業の進化スピードおよびイノベーションを加速している。

    良い点
    消費財の価格の下落、デジタルによる利便性、寿命の増加
    新しい産業の創出による新しい雇用

    悪い点
    倫理的問題(プライバシー、ゲノム)、ロボットによる労働集約型産業の労働者

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    2020年01月02日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    ネタバレ

    ダボス会議に基づく、最近のトレンド、第四次産業革命に伴う変化についての貴重な一冊

    <メモ>
    ・本書の目標3つ
    1 技術革命の包括性とスピード、その多面的な影響に対する意識を高める
    2技術革命の核となる問題を明確にし、取りうる対応に重点を置いた思考の枠組みを構築
    3技術革命に関する問題について官民の協力や提携を推進するプラットフォームを提供

    ・第四次産業革命の4つの大きな影響
    1顧客の期待が変化する
    2データによって製品の質が向上し、資産の生産性が改善される
    3企業が新しい協力関係の重要性を理解し、新たなパートナーシップを形成する
    4経営モデルが新たなデジタルモデルへ移行する

    ・情報の非対

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    2018年08月10日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    他のレビューでもあるとおり記載の内容については技術としては今更読んでも新鮮味はない。
    世界経済フォーラムだけに技術に傾倒せずに経済や社会への影響にも言及されていて、その点は技術系の雑誌などではなかなか出てこない話なので興味深かった。

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    2017年12月05日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    まず、この本は、著者のクラウス・シュワブさんが、世界経済フォーラム主宰者ということに意味がありそう。ダボス会議で検索すると世界の名だたる企業やら政治家が出席して経済や世界の課題について議論をしているらしい。

    この本は、議論の中からアンケートをとったりして、第4次産業革命についてまとめられている。ただ、歴史的背景とか根底からのシステム変革とか、構造的な不平等とか、推進力は何だとか、正直、総花的で読みにくかった。 多分、自分が外資系のIT業界にいて、それなりに変化の激しさを目の当たりにしているからか、新鮮な感動みたいなものが感じられなかった。 レイカーツワイルの本なんか読んでしまうと、ぶっとんで

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    2017年09月19日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    第四次産業革命により起こりうる製造、生活、精神への影響が、マクロな視点でまとめられている。一連のインダストリー4.0関連書籍では製造分野に限定されていたが、本書の対象領域は非常に広範囲。未来のイメージを掴み、次の一手を検討する場合には、とても有効。
    友人からの推薦本。西口さん、あざーす!

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    2017年06月06日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    第4次産業革命で起きること、また、第4次産業革命に対して私たちがどういう心構えでいるべきか、やらなきゃいけないことは何かが書いてあった。個人的には格差について書かれた内容が1番印象的だった。変化を起こす人がいる訳で、起こす側にいるのか、起こされた変化をただ受け搾取される側にいるのかで未来は変わってくると思った。この本を参考に自分でも考えて、少しずつでも行動していきたいと思った。
    本全体について、英語を日本語にそのまま訳したような文章で読みにくかった。

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    2017年04月20日
  • 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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    価値観のつながりが今後はだいじ(^^)

    ↓↓

    コミュニティへの帰属という概念は、場所(地域)や仕事、家族ではなく、個人の価値観や興味で定義される。

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    2016年12月08日