月刊美術のレビュー一覧

  • 永遠の美神 西洋名画女性像Best100

    Posted by ブクログ

    着衣50点、裸婦50点。当然選ばれてしかるべきものと、選者の趣味で選ばれたものもある。着衣の方の中山忠彦氏の解説は技術的なことが書かれていていい。裸婦の方は、筆者の個人的な思いが多くてちょっとね。こうして見ると、ルーカス・クラナハは、かなり個性的だよな。服装も凄いが、女性の表情と少し前かがみの感じが結構攻撃的。ルネサンス期の女性シモネッタ・ヴェスプッチは、何人もの画家が描いているが、よほど美人だったのだろうな。レンブラントの女性はいつ見ても、おばさんにしか見えない。ルーベンスもなあ。

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    2025年10月19日