romiyのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ひっそりと、優しく、わくわくした。
強烈にわくわくがやってくるというより、優しくて面白いって感じ。
ページを捲る手が止まらなくて最後まで続きが気になって登場人物みんな魅力的で(個人的に大好きだと思える登場人物だらけ)
わくわくした!っていうと、なんだか壮大で強烈な感があるのだけど、壮大でも強烈でもなかったのよね。
いい意味で!!
いや、まあ、設定とかストーリーとか、壮大なんやけどね。笑
この作者さんの作風なのかしら。あたしの受け取り方もあるんやろな。壮大やけど、強烈に強いものじゃなくて、優しくて暖かいものって感じがした。すごく。
うん、個人的には、そこがなによりの魅力。 -
Posted by ブクログ
高校生が平安時代末期(源平合戦)にタイムスリップする話といえば朝倉卓弥さんの「君の名残を」を思い出す。
しかしこちらの方が歴史物というよりタイムスリップしてしまった3人の成長物語&青春物という色合いが強いと思う。
ただ残念なのはちょっと話を詰め込み過ぎてるかな?
その為に安倍晴信やら重要かなと思われた人物の扱いが雑な様に思えた。もう少し絡むかと思ってた(爆)
「はるか遠く、彼方の君へ」このタイトルは凄く好き。義経からのメッセージとも取れるし反対に夕鷹から義経へのメッセージどちらとも取れるから。「過去」と「末来」は遠く隔たりがあって決して交わらない。
けれど想いは何かの形で繋いでいく。
屋島の陣