田中保成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学校で行われている教育が本当の学力として使えないのならばそれはすべて家庭で両親が行わなければならなくなる。
そこでまた格差は生まれ本当に学びたい人のチャンスを奪ってしまうことになる。
なぜ学校はとなる、学校には公平性というものが出てくるため、ある一定レベルの課程を終了しなければならないというノルマがある。その点塾は気軽だろう生徒の望む学力をつけてやりさえすればよい、そこでついいていけない生徒には教え方ではなく努力が足りないと言い捨てればよい。
あ~本当の学力という物、そして学ぶ楽しみを子供に教えるのにはどうしたら良いのだろう?
自分の知っている事実と論理を相手の状況に合わせて -
Posted by ブクログ
国語科教育というものに関してはいろいろと考えている方が多いようです。僕もいろいろと考えているつもりです。
国語科教育の目的や具体的方策、その評価など、それこそ十人十色の考えがあるのではなかろうかと思います。国語科に限ったことではないのでしょうが。
さて、本書もそうした国語科教育論の一つととらえてよいでしょう。
著者の意見は、今の読解力重視の国語科教育を改め、論理的表現力の育成を図るべきだというものです。
国語をどのように指導するのか?ということを考えた場合、割と行き着きやすい論が展開されています。
しかし、その思いつきやすい論をわかりやすく解説し、また感覚的なこともしっかりと言表