高屋定美のレビュー一覧

  • 欧州危機の真実 混迷する経済・財政の行方

    Posted by ブクログ

    正直言って結構ムズカシイ本だった。
    全部理解するには日経新聞+α、経済系大学院生くらいの知識が必要なんじゃなかろうか。という訳で理解できたと言えるのは5割くらいだったと思う。

    内容としてはリーマンショックに端を発する世界的経済危機において、通貨的には統合されながらも政治的には統合されておらず、国によって経済発展の度合いも異なる欧州圏においていかに経済対策を行い、どのような点が問題として挙がったのかということ。

    結局は、このような経済危機の際の通貨政策上の困難は事前に想定されながらも、その対策を厳密に決めていなかった事が事態を深刻にした原因、ということと分析されていたようだ。

    最後ちょっと

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    2011年11月27日
  • 欧州危機の真実 混迷する経済・財政の行方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者は高屋定美氏。経済学の教授。
    見解が偏らないように学者の本も読んでみました。

    感想。
    ながっ。題目に対する結論が遠くて遠くてなんか疲れる。欧州危機の真実というだけあって、たしかに事実かつらつらと。結局なんだ?評論家かよ。まあそうか。

    備忘録。
    ・ギリシャのユーロ離脱はない、なぜなら①ユーロ離脱≒EU離脱②アルゼンチンパターンの回避③産業力が弱く通貨安メリットをいかせられない。
    ・だから、歳出を抑制し、税収を増やす事で苦しみながら財政再建を図るしかない。
    ・その行き着く先はどこなの?破綻するのしないの?
    ・日本は?これもなんかぐたぐたな論調。高齢化による個人金融資産の減は、消費を通して法

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    2012年01月29日