井山夏生のレビュー一覧
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テニス男子の錦織選手、怪我に悩まされている様ですが、最近のニュースで私が知る限りでは、順調に活躍している様です。ATP順位もテニス関係者が夢にまで見てきた、10以内をキープしていて凄いですね。テニス人気も上昇してきたようです。
錦織氏の年収は億を超えて、移動にはプライベートジェット機を使用しているのを聞くと、プロになったらサッカーや野球の選手のように稼げるのだろうな、とこの本を読むまではそう思っていました。
ところが、この本では、そうではないテニス業界の実態が書かれています。日本でも多くのプロテニスプレイヤーがいるそうですが、筆者が賞金だけで食べていけるラインを1500万円としていますが、 -
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錦織選手の活躍で連日ニュースが流れる男子プロテニス。しかし、錦織選手が活躍するATPツアーや、その頂点に位置するグランドスラム大会は本当に超エリートの選りすぐりの人だけが触れることのできる世界です。その裾野はとてつもなく広く、ATPツアーの下部ツアー(野球で例えるならマイナーリーグみたいなもの)が存在し、そこに属する選手達はATPツアーへの昇格を虎視眈々と狙っています。実はよく知られていないプロテニスツアーの仕組みと実情をランキング500位前後の選手の生い立ちとツアーを転戦する日常を通じて紹介しています。野球やサッカーと比較すると異次元とも言える猛烈な格差社会であるプロテニスツアーの厳しさがリ
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Posted by ブクログ
ベイビーステップでも下位ランクの苦しさが描かれているけど、実際の現役選手がここまで内情を晒しているという点でとても貴重な本だと思う。
ジュニア時代には国内同世代で最上位付近にいても、プロは一瞬の判断や運をも味方につけなければならず、厳しい世界ということがよくわかる。世界ランキング100位付近にいる日本選手にも興味がわいた。
国内フューチャーズの動画はYouTubeでもハイライトなどが見れたりするので、本に出てきた選手たちはこれから少し親近感を持って観戦できそう。
テニス選手は他プロスポーツと比べても年収平均が低いけど、国内人気が出てくれば改善するかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレテニスの世界でも格差があるらしい。ランキング100位これが一流のボーダーラインだ。100以内でいれば自動的にグランドスラムにでることができる。グランドスラムとは全英、全米、全仏、全濠の4つ。この大会はでるだけでお金が入る。だからボーダーラインなのだ。関口周一は日本のプロテニスプレイヤー、ランキングの最高は200いだいこう半だった。それでも2015年の年収は160万円ほど。ちょっとうえにいけば1500万円くらいにもなる。ほんのちょっとの差が明暗を分ける。160万でツアーを回るのは大変だろうと思う。自分で選んだ道だからっては思うけどそれでも大変だろうなと思う。プロで戦うとは実力があること。上には上