寺本沙也加のレビュー一覧
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再読。というか精読。
最初の感想を書いた時はパラパラめくって眺めた程度だった。
orangepecoeさんの感想に「大学生が書いたもの」とあり、「ン?!」となり、イチから精読した。
素晴らしかった!カテゴリーの分け方も女子大生の感性だし、1コ1コの貝の説明も分かりやすくて、柔らかくて(!)、可愛い(!)。すごくすごく良い!貝殻にものすごく興味がわいた。今すぐにでも海岸へ走っていきたい気持ちでいっぱいだ。最近使えるようになったスマホの「siri」に尋ねてしまったくらいだ「ヘイ、シリ!ここから海へ行くにはどこが一番近い?」と。夜中だったので午前1時くらいに鎌倉の海岸に到着とシリが教えてくれた。夜 -
Posted by ブクログ
同シリーズの『ときめくコケ図鑑』は、写真から実物の大きさがイメージしづらい点が不満だった。
一方、本作は、写真が鮮明かつ多方向から撮影されており、実寸大の比較写真もあるので、実物を非常にイメージしやすい。図鑑としても写真集としても優秀な本。
文からは、著者の貝への愛情がひしひしと伝わってくる。
以下、気に入った貝
・テンニョノカムリ…混じり気のない純白が眩しく、清らかな名前にぴったり。造形美にも惚れ惚れする。
・シロオビモモイロオトメフデ…苺味のドロップのよう。
・ツキヒガイ…左殻と右殻で色が異なるのが面白い。昼と夜、太陽と月にみたてた名付けも素敵。