向井秀徳のレビュー一覧

  • 厚岸のおかず

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    最高に面白いけど、読み終わった後には何も覚えてない。著者の音楽をきいているときと、同じ感覚が得られる。

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    2025年11月11日
  • 厚岸のおかず

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    23話。テレンストレントダービーかなんかのTシャツを着た何かの配達屋が俺の前をぼんやりと通り過ぎたり、過ぎなかったり。
    コントみたい。
    と英語で話してくれた。

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    2010年11月16日
  • 厚岸のおかず

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    小説家ではない、音楽家向井秀徳の散文集。
    わけのわからない、しかし面白い作品。
    ウケを狙っている訳では無い、頭に浮かんだことをただ書き連ねてるような文体だが、そこには向井秀徳を全身で感じられ、そこに惹かれるものがある。
    彼の言葉を借りるのならば、これこそThis is 向井秀徳だと思う。

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    2017年01月31日
  • 厚岸のおかず

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    良くも悪くも向井秀徳ワールド全開。変に凝った設定で風呂敷が畳まれないまま終わる妄想短編集。結構引き込まれる話もあって意外と長編もいけるかも…と思ったり。でも楽しめるのは向井ファンだけかも?

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    2011年04月29日
  • 厚岸のおかず

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    「対して掘り下げられるわけではないが妙に凝った設定」、「急所をえぐるテキトーな表現」が相まっておもしろかった。
    だが、もしかすると作者の人物像を知らずに読んだら違う印象になっていたのかもしれない。
    強調する文の文字をでかくするのは止めてほしかった。

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    2011年04月14日
  • 厚岸のおかず

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    向井くんってば何なのこの妄想の山!
    相当シュールで毒々しくて癖がありまくる文章、
    好きな人は大好きでそうじゃない人はさっぱり…
    って音楽性と一緒じゃないか。
    「守ってあげたい」「CHE.R.RY」を歌うのを聴いた時のような、
    向井くんってばやっちゃったよ…いいんだけどさそれもまた…
    って微妙な脱力感に支配され、
    向井くんの無表情を装ったニヤけ顔が見える。
    ミュージシャン・向井秀徳のファンじゃない方には
    とてもとてもおススメできぬ…
    そんでもって自分はと言うと、また出たらまた買っちゃうんだろうよ!
    ああもう、本もいいけれど、ZAZENの新譜を早く出してよね!!

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    2011年02月01日
  • 厚岸のおかず

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     向井クオリティ。どこまで本当でどこまで嘘なんだろうと思いながら読んでいたら全部嘘だっていう…苦笑。ポイントマンとかトリオとか完全騙された。
     妄想処方箋当時の絵が載っていないのが残念。「国立セイント・ジョン・フリン・スクール」がいっちゃん好き。

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    2013年02月28日
  • 厚岸のおかず

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    妄想短編集。


    題名を見て
    面白そうな小説だな、と手に取ったら
    向井さんの本だった。
    音楽は聞くけど本は初めて。


    やっぱり変わってるわ~ アハハ~
    変態だわ。なかなか良い。
    そのへんの小説家より面白い。


    好きなはなし。
    ・サークルシャッフル
    ・TOSATSUマン
    ・三号線
    ・おならごっこ
    ・国立セイントジョンフリンスクール
    ・党派を越えた友情の会
    ・本橋サトシの疾走
    ・林長明 焼肉事件


    所々に出てくる
    音楽解説もゆるくて好き。

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    2013年04月28日
  • 厚岸のおかず

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    トマトラーメン ジャム部 サークル•シャッフル トランス状態 歌謡曲フュージョンふうインストゥルメンタル ピンク•フロイド シド•バレッド エンドレステープ ダニエルB TOSATSUまん ディレイ山のこだま 白虎隊 八百長ボクサービリー•ジョエル素顔のままで ペイブメンSTEREO リプレイスメンツ おならごっこ 小勇馬 ペルー 卒業 エンヤ 花輪保 ポイントマン 0と1は絶対である 厚岸町 牡蠣ラーメン クラゲ 帯広市 ホンダのモンキー シカゴ CAMEO トリオ ポリス見つめていたい 今夜もBARI-BARI

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    2012年06月09日
  • 厚岸のおかず

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    ネタバレ

    「あつぎし」と読んでいたら「あっけし」だった。
    向井秀徳の特別ファンというわけではありませんが、興味深い人なので手に取りました。
    ファンやったらもっと楽しめたンやろなあ。

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    2011年04月11日
  • 厚岸のおかず

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    トマトラーメンをしきりに勧める頑固親父に始まり、鷹を操るパル星人と少年の出会い、大流行するおならごっこ、キョピキョピする地底人、名曲厚岸のおかずにまつわる偶然などなど変すぎる短編が満載。ちょっぴりねじ曲がった日常は、ほどんど笑えるけれど、どこか悲しくもあったり。

    でもザゼンのリリックほどのリズムに溢れたパワーは生まれていない気もする。物語としてはしっかり成立してるので、それはそれで楽しいのだけどさ。

    ポイントマンっていうヒーロアニメの話が好き。ポイントマンは0.8ミクロンの有機的元素によって構成されたドットの集合体。つまりモノリス的なアレ。ライバルのザ・ポワンカレーは15分くらい静止画で語

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    2011年02月03日
  • 厚岸のおかず

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    DETARAMEな設定のなかでのDETARAMEの積み重ね。
    そしてスパっと終わる。
    その余韻を楽しむ。
    数ページで終わる短編だから読みやすいし楽しい。
    「なんとなくクリスタル」のパロディ的な注釈もくすっと笑えるし、
    本人が登場する本当の話っぽいつくりばなしも面白い。
    NUMBER GIRLの頃の向井秀徳の
    DETARAMEなストーリーを語るMCを思い出した。
    その時のまんまの語り口であるという印象。
    自分は向井秀徳に興味があるから楽しめた。
    向井秀徳らしさを感じながら読み進めた。
    知らない人が呼んだ時の反応を聞いてみたい。

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    2011年01月06日