長田幸康のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
仏教の創始、チベットの仏教、仏教の世界観、日本の仏教、神仏の紹介、仏教の慣習、葬式…と、広く浅く充実した内容。
とてもくだけた文章で、図表を多用しており、初心者にも理解し易いのに、仏教の本質が凝縮されていて、非常に中身が濃い!
コラム3『キリスト教と仏教はどう違う?』では、ずっと知りたかったキリスト教と仏教の違いが理解出来て、腑に落ちました。
著者の長田幸康氏が書かれているように、チベット関係の記述が多いです。
よく分からない仏教語が頻出するので、索引が欲しかったです。
折伏する事も、特定の宗派に偏っている所も無いので、特定の宗派に属していない方や他教の方にも受け入れられ易いと思い -
Posted by ブクログ
初心者にもわかりやすく書かれていた。
ブッダの出家、四門出遊で老病死を目にして、29歳で出家。
悟りは35歳のとき、菩提樹の下で「ブッダ(目覚めた者)」になった。そして、天上界の最高神である梵天(ブラフマー)の勧めで教えを説くこととした。
「自灯明、法灯明」アーナンダに対する説法の中で、自らをより所として、他人をより所としない。法をより所として、他のものをより所としない。
涅槃(ニルバーナ)とは、釈迦が亡くなること。B.C.383。
【3法印】
諸行無常
一切皆苦:皆、苦から逃れられない。
諸法無我:物事はそれ自体でなく、関係の中で成り立っている。
↓安らかに生きるために
-
Posted by ブクログ
この本ですが、一見とってもうさんくさいです。「知識ゼロからの」っていうあおりも装丁もお手軽雰囲気が強すぎるんですもの。それに、ぱらっとめくった章タイトルがまた。「第1章 悩み、迷って、安らぎを得る」「第2章 そのままでいい。自分にやさしく生きる」「第4章 生き方のキーワードをみつけよう」等々、なんか今流行の癒しとかなんとかセラピーとか、そういういんちきめいたものの匂いを感じてしまったんです。
別にセラピーとついたものが全ていんちきだと言っているわけではありません。が、最近のあまりに安易に「癒し」に走る風潮が嫌いなんです。傷つく前から癒しを求めるのって、間違ってるんじゃないかと。がんばらなく -
-
Posted by ブクログ
仏教をゼロから学ぼうと思ったときに、この本を読みました。
入門というタイトルの通り、テーマごとにわかりやすくまとめられています。
仏教の歴史、各宗派、有名な僧侶、仏像の種類などについて書かれています。
第1章には、お釈迦さまが生まれたと言われるインドまでさかのぼった仏教の歴史。
第2章は、仏教の基本的な教えや、死後の世界などについて。
第3章は、仏教と神道の違いや、各種派の特徴がまとめられています。
後半の第4章は、アニメで有名な一休さん、最澄、空海、法然、親鸞、などの僧侶の紹介。
第5章は、仏像ランキングや、各仏像の特徴、詳細などが
第6章は、先祖供養、各種行事、お遍路、仏教かに由