守山淳のレビュー一覧

  • 撃って出なきゃ 商社だもの

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    元三井物産の常務・中部支社長の守山淳さんの書籍である。

    全体は二部に分かれていて、
     ①商社とは何か、何をしているのか?
     ②支社長から見た商社の仕事、商社マンとしてのあり方
    について書かれています。

    特に第二章(②)は、実際に中部支社で配布されていた所感であり、読み応えがあると感じた。
    所感では何度も何度も同じことを意識して言われているのことが伺われる。
    その背景には、トヨタの企業理念に習った
    「当たり前のことを地道に愚直に最後まで成し遂げる覚悟と気迫、気概」
    を大事していることが感じられる。

    守山さんは、商社という業種の立ち位置を非常に大事にされている。
    どちらかというと、ド派手な商

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    2012年01月31日
  • 撃って出なきゃ 商社だもの

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    素晴らしい名言のオンパレード。これらの言葉は常に胸に留めておきたい。
    「己を知り敵を知れば百戦殆うからず」
    「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」
    「徳を積め、利は後からついてくる」
    「健康、良き友、良き家族、人生の目標、生き甲斐、趣味、そしていくらかのカネ」
    「逆境の中でやり遂げる執念が必要。後の世に笑われない仕事をしよう」
    「常に挑戦する姿勢が大切。とにかく、やってみなはれ。やる前から諦める人間が一番つまらない人間であり、つまらない人生である」
    「お客様は来てくださらないもの、お取引先は売ってはくださらないもの、銀行は貸してはくださらないもの。これが商売の基

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    2014年12月03日
  • 撃って出なきゃ 商社だもの

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    うちの会社の元常務が書いた本。商社の中にいる若手社員、志望する学生にのみおすすめ。ただ、自分がいつも心掛けないと、と思ってることが書いてあってその点非常によかった。

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    2012年07月22日
  • 撃って出なきゃ 商社だもの

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    元三井物産の人。
    3年目でMBAー10年目でロンドン駐在ー最後は名古屋支社長


    商社の機能:
    「物、サービスの提供」以外に、「市場開拓機能」「情報、調査機能」、「事業開発機能」、「リスクマネジメント機能」、「物流機能」、「金融機能」、「オーガナイザー機能」

    ハブ港とは
    多数のクレーンを備えた大規模コンテナターミナルで24時間態勢で荷役。周辺の中小港湾から荷物が集まり、
    行き先別に仕分けされ大型コンテナで目的地に向かう。
    取り扱い量1 シンガポール 2上海 3香港 4深圳5釜山6広州7ドバイ、、、


    今後はアジア
    例えば韓国 三星財閥は韓国GDPの18%、輸出の21%


    原油価格
    ニュー

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    2012年03月10日
  • 撃って出なきゃ 商社だもの

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    基本的には商社の歴史とか仕事内容とかだけど、社会人に近づく学生たちにむけてのエールが心にしみました。

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    2012年02月19日
  • 撃って出なきゃ 商社だもの

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    三井物産の元名古屋支社長の関西学院大学での講義録。
    商社の仕事、課題から商社マンのあるべき姿が熱く冷静に語られている。商社(三井物産?)の社風・文化も垣間見え、商社志望の学生さんにおすすめ。

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    2012年06月28日
  • 撃って出なきゃ 商社だもの

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    「商社に期待するものは、資材の供給ではなく、広く世界経済、政治の動向を踏まえた大所高所(個々の細部にとらわれない大きな観点のこと。偏見や私情を捨てた広い視野をいう。)の視点からの提案である。用件があるから来るのではなく、日頃から頻繁に面会し、青臭い議論でもいいから熱っぽく語って欲しい。」というある取引先の社長からの言葉。

    これこそが、商社マンが企業や社会から求められている役割であると思う。その他にも、商社マンとして取るべき行動や、考え方などが具体的に記してある。本書の内容は商社の形成過程の話から始まり、自身が名古屋支社長に就任してからのニュースレターの文章をまとめたものである。特に名古屋支社

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    2012年03月06日