中本泰史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恒星、惑星、衛星。言葉だけは耳にし、最低限知ったつもりでいたことが、まったくの見当違いだったり、まるで理解に達していなかったということを思い知らされた。
タイトルは太陽系となっているが、中身は星の成り立ちや、惑星の種類など、天文学における基礎的な知識を太陽系をモデルにして説明しているという体になっている。
文字はさほど多すぎないし、図説と注釈も丁寧で、非常に読みやすい。
ところどころで『未解決』の謎や問題をさらっと挟んでいるのも好奇心をあおってくれる。
天文学に興味がなくとも、地球に住んでいる以上は一度目を通しておくと良いかもしれない。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
地球を含め太陽系に属する天体は、惑星も衛星も彗星もそれ以外も、どれもが太陽を回ることで存在し続けています。
しかも、同じ時期に同じ素材からつくられた仲間だったのです。
最新の観測技術と惑星形成理論を駆使して描きだされた太陽系は、あなたの常識をくつがえすほどの新事実で満たされています。
太陽系外の惑星発見の方法や経緯を含めて、最新の惑星科学の基礎から最前線までを、まるごと解説します。
[ 目次 ]
第1章 惑星、太陽系、宇宙
第2章 惑星の調べ方―どうやって調べるか
第3章 惑星系中心星としての太陽
第4章 太陽系惑星の素顔その1 岩石惑星
第5章 太陽系惑星の素顔その2 ガス惑