森月あめのレビュー一覧
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ネタバレ 無料版購入済み
恋が叶う動物園。しかしてその実態は、動物たちが一生懸命恋が実るようお手伝いしてくれる、とてもかわいい世界観でした。癒しをくれるという意味ではもう最高の作品です。
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Posted by ブクログ
いやー、癒された。イイ歳ぶっこいてるのは自覚してるけど、やっぱり、良い少女漫画でほっこり癒されるのは至福だ
『しろくまカフェ』や『うさぎは正義』、『何も悪さはしてません』と言った、動物がメインの漫画も、当然、面白い
ただ、その動物漫画に恋愛要素が絡むと、一層に良くなる
(1)を読んだ際にも思ったが、森月先生、よく、この組み合わせを発見したもんだ。ホントに、動物が大好きで、なおかつ、読んでくれる人の心に響く恋愛ストーリーを描きたい、と本気で努力したんだろう
この(2)が出て、嬉しさでテンションがおかしくなりそうなのは、森月先生だけでなく、私ら読み手も、だ。こんだけ良い作品なのだから、確実に続編が出る、と信じていても、不安はあった。まぁ、私のような素人と違って、マーガレットは良い漫画を発掘し、その生み手を大事に育てるプロなのだから、心配するのは失礼だった訳だが
いや、でも、この(2)、森月先生の成長の具合が覗える
より一層、動物らは可愛くなり、人間だけでなく、動物らの恋路にもキュンキュンさせられた。改めて、ラブコメ界に、新星が出現したのだなぁ、と身が震える
誰かを好きになるのは理屈じゃない。けど、そのキモチを相手に伝えるのは大変だし、それを告げる勇気を振り絞るのも相当な努力を要する。そんな苦労があってこそ、本当の恋愛だ、って意見もあるだろう
自分じゃにっちもさっちもいかない、ギリギリまで踏ん張っても、どうにもならない時、キューピッドが欲しくなる。そして、キューピッドは、そんな切羽詰まった人のキモチに応え、やってきてくれるのだ。動物が繋ぐ、人と人の恋。頑張れば、誰かの助けも借りられ、イイ結果は出るってコトか
帯にゃ「奇跡」とあるけど、奇跡は100%以上の努力をした人間だけが得られる。つまり、起こるべくして起こったのだ。この世に偶然はなく、あるのは必然のみ。つまり、この(2)が出たのもミラクルじゃなく、森月先生が自分の殻を破ろうと努力したからこその、当然たる結果だ
作中では、動物らが男女の背を押しているが、今回、森月先生を夢に向かって進ませたのは、このコミックスだろう。さすがに、私ら読み手だ、と驕れない
本音を言えば、(3)も出してほしい。しかし、新しい事に挑んでほしいってキモチもある。できりゃ、堅物だけどピュアな風紀委員長がヒロイン、気になる男の子は不良からだけでなく一般生徒からも慕われているヤンキーのラブコメが読んでみたい。成年漫画の読みすぎかもしれないが、こういう男女の立場の違い、要はギャップが、少女漫画が好きな男のハートを掴むのだ。もちろん、ヒロインがギャルで、男の子が四角四面な優等生ってのもアリだ
どの回も、電車内で読んでいたら通報されたであろうほど、頬が緩んだ。その中でも、特に私の頬から力みを完全に取り除いたのは、「レッサーパンダ」だ。普段はガサツさが目立っている女の子が、好きな男子の前で、無理に女の子っぽく振舞おうとする。けど、自分らしさは、そう簡単に繕えるものではなく、つい出てしまうモノ。そんな少女の健気さに、男の子は一層に惹かれ、より独占欲を強めていく。やや肉食的なストーリーが◎だった。もちろん、レッサーパンダのスピカ(♀)のイイ働きがあったからこそ、だ
この台詞を引用に選んだのは、こっちの頬まで熱くなり、腰まで砕けそうになってしまったので。ここにも、作品の良さを高めるギャップがある。いつもは仕事優先な男だけど、彼女と連絡が途絶えるなり、突如、スイッチが入り、必死に焦るってのは、男からしても最高だ。カッコ悪いから、カッコイイ、って奴だろう。自分で自分の気持ちが把握できず、その人の為に体が動いてしまう、美しい愛だなぁ -
Posted by ブクログ
年甲斐もなく、キュンと来た
やっぱ、質の良い少女漫画を読んだ方が、処女の血を浴びるよりかはよっぽど、若さを取り戻せる気がするな
表紙とタイトルから察せる通り、デートスポットとしてのド定番である、動物園が舞台
しかし、ここの動物園、正確に言えば、生活している動物らは、そんじょそこらの動物とは一線を画す
なんと、自分たちのホームをデートの場所に選んでくれた男女のペアに感謝の意味も込め、素直かつ大胆になれない彼らの恋が成就するように、誠心誠意・全身全霊の応援をしてくれるのだ
彼らの真っ直ぐなエールを、人間らは理解している訳じゃない。だけど、誰かを想って起こした行動は、絶対に無駄にはなったりしない、花開くもんだ
人間の男女の仲を取り持てた事に、心から喜べる動物たちも、自分の恋を叶えよう、と頑張り続けているトコもグッと来た
絵がやや拙い、と聞いていたが、ストーリーの良さをそんなに悪くしている感もなかったので、私はさほど気にならなかったな。確かに、人間よりは動物に気合が入ってるかな、と思ったが、主役はある意味、動物なのだから、これはおかしくない
画力の高さは、イイ漫画の条件ではあるけど、少しばかり下手でも、ストーリーがおぞかったり、キャラの言動に一貫性がない作品よりはマシだ
一話完結で、恋が成就するストーリーは読みやすい。この起承転結をしっかりと考え、オチが弱くない点にも、森月先生の成長が楽しみだ、と胸が弾む
少女漫画で、女心やデートの仕方を勉強したいけど、まず、どの作品から読めばいいのか、と迷っている、男子中高生にお勧めしたい。あくまで、私個人の印象だが、女子からすると、動物のフォロー云々以前に、各話のヒロインに感情移入しづらいかもしれない
どの話もテンポが良く、甘酸っぱい気持ちになれるのは確実。私的に推したいのは、「シロクマ」だ。『しろくまカフェ』(ヒガアロハ)や『くましろくろ』(くぼたまこと)が好きってのも理由から外せないが、恋のパワァに後押しされ、自分をちょっと変え、行動を起こしてみた男ってのはカッコいいな、と思ったので
この台詞を引用に選んだのは、シンプルにグッと来たので。本能に生きる動物の野生の勘かどうかはさておき、本質をしっかり視捉えるってのは大事。ダサくな自分を相手に見せたい、それ自体は悪い事じゃない。ただ、相手の本当の気持ちを知りたいのに、自分は己の皮一枚を晒さないってのは、失礼。どんなに本気で好きでも、自分を偽ったままじゃ、本気は伝わらない。恋は色んな勇気を必要するが、何よりも、素の自分を相手に見せる勇気から、だな