大谷由紀子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
著者はゾーンセラピーという立場。ゾーンセラピーとは、反射区により身体を認識するリフレクソロジー理論と、帰結の流れを整える中国発祥の経路理論、現代医学に基づく精神医学、これらをオリジナルに重ねあわせて体系化したもの。
病気と臓器の状態に相関関係が現れることは東洋医学ではいわれているが、それに精神的な状態が反映されているという視点は面白い。
たとえば、腎臓は血液を必要なものと不要物を仕分けするという機能から完璧さを求められる臓器である。そして、腎臓に由来する疾患にかかるひとは、完璧主義や几帳面などの性格であったり、不完全を受け入れなれないなどの現状生活の問題を抱えているという関連性があるという指摘は非常に興味深かった。
著者が至った結論、「これまでのカウンセリングの経験から言うと、仕事やお金、人間関係がぐちゃぐちゃな人ほど、当たり前の、自分の生活がきちんとできていないようでした。1.食べる、2.寝る、3.遊ぶ、4.働く、5.学ぶ。この順番で当たり前の生活を大切にする」というのは、シンプルながらも納得できた。