前知識なしに読んでみると、8章から成るオムニバス形式の実話に基づいた小説でした。
経歴の異なる男女8人が、それぞれの立場から古民家再生に関わるまでの物語。
建築の知識があればなお楽しめると思います。
現代住宅は、木材を事前に用意するプレカットが主流ですが、職人が自身で材木を組み立てていく「手刻み」工法が失われつつあると言うことに衝撃を受けました。
最近では3Dプリンターで作る住宅等ありますが、建築が人の手を完全に離れる事はまだないと考えています。日本が古代から培ってきた技術が失われることがあってはならないと我がことのように感じました。