大谷彰のレビュー一覧

  • 現代催眠原論 臨床・理論・検証

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    催眠の定義にはじまり、その歴史や理論、各種技法やエビデンスなど、催眠に関する知見が網羅されている。
    心理療法発展の歴史を振り返るとき、催眠という技法は重要な位置を占めている。それは、精神分析を創始したフロイトが元々催眠を試みていたという歴史的背景を鑑みれば自明のことだろう。
    催眠と聞くと、映画などで取り上げられるような怪し気な技法がイメージされやすく、どうしても眉唾な印象を受けてしまうかもしれない。しかし、本書を通してわかることは、これまで催眠に関して多くの研究が積み重ねられてきたという事実、また、治療者と患者との共感関係が重視されているヒューマニスティックな技法であるという事実である。
    現代の催眠は精神分析や認知行動療法など、他の様々な技法と併せて用いられているとのことである。エビデンスこそまだ乏しいが、今後さらなる発展が期待される分野であり、心理療法はもちろん、さらなる人間理解を深める上で大変興味深い一冊といえる。

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    2016年01月10日
  • 治療関係がセラピーを有効にする エリクソン,ロジャーズ,ポリヴェーガル理論の交響

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    ポリヴェーガル理論および、ミルトン・エリクソンとロジャーズに関する理解がより一層深まったように思う。中心的なテーマは、安全・安心やリソースに関することであった。
    結局のところ、ポリヴェーガル理論があくまで理論であり、今後どれくらい実証されるのかにもよるだろう。たしかに実証は難しそうだが、生体反応である以上、実態のない"こころ"よりも正確で頑健なデータは得られそうである。腸内細菌や群れの研究にも触れられており、そのあたりのテーマはとくに興味深かった。

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    2025年03月03日
  • マインドフルネス入門講義

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    別の本を読んでいた時にマインドフルネスのアプリが紹介されていて、これって何を目的としてるんかな?と思い、ちょっと重めの本を選んでみた。

    仏教的マインドフルネスから、医療的マインドフルネスまで違いと目的が詳しく書かれている。

    ちょーど昨日、レスポンデント条件付けとオペラント条件付けについて知ったところで、飛行機で恐怖を感じた人が、狭い場所に行けなくなるという具体例が出て来た。
    関係フレーム理論と、この二つの条件付けがどんな風に関わっているのか、調べたけどちょっと分かりにくかったので、良ければ教えていただきたい。

    そこで、脱中心化をはかっていくことの意味は分かるのだけど、それって囚われること全てから距離を置くということで、たとえば感動とか喜び、興奮みたいなものも抑圧することになるんだろうか?
    新しいアイデアは書き留めちゃダメってあったけど。

    沢庵和尚の『不動智神妙録』が久々に登場し、出たなっ!と思っていたのだけど、日本の人は、そういう外界との融和みたいな感覚においては、民族?的に開かれていると思う。
    だからこそ、ただ開いているだけでは影響も受けやすく、対象から離れて物事を見る作法?を身につけることは良いのかもしれない。

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    2020年05月17日
  • マインドフルネス入門講義

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    サクッとまとまっていて良心的。
    アーモンドチョコはレーズンより確かによいな。選んでたらだめなんでしょうが。

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    2018年11月13日