加藤望のレビュー一覧

  • さよなら ハヰドランジア 下

    Posted by ブクログ

    過去にとらわれた二人の主張のぶつけ合いは、どちらかが譲歩するでもなく、対等な立場どうしの支え合いという形で、ようやくお互い前に進むことができた。
    公太と日下の雨降って地固まる的な結末がラストに効いていて、ドタバタクライマックスの割に静かな、でも確かな希望を感じられる爽やかな読後感。

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    2017年01月14日