【感想・ネタバレ】さよなら ハヰドランジア 下のレビュー

あらすじ

昭和六年、東京。帝都大學に通う司葉公太(しばこうた)は楽しいことが大好き。学校の記念式典を乗っ取り、即席で集めた仲間達とショーを強行する。その計画を否定し公太と真っ向から対立していた大學首席の日下真一郎(くさかしん いちろう)をも本番では舞台上に引きずり出し、見世物は大団円を迎えた。喝采をあびて公太は大満足、一方まんまと嵌められ不本意な日下。しかし、タイプの異なる二人はこれを機に交流を深めていく。季節は巡り、やがて二人が互いの夢を語る仲にまでなった頃、ある病魔が日下を襲い、二人の関係はさらに変化していく。

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Posted by ブクログ

過去にとらわれた二人の主張のぶつけ合いは、どちらかが譲歩するでもなく、対等な立場どうしの支え合いという形で、ようやくお互い前に進むことができた。
公太と日下の雨降って地固まる的な結末がラストに効いていて、ドタバタクライマックスの割に静かな、でも確かな希望を感じられる爽やかな読後感。

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2017年01月14日

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