新清士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Oculus RiftがFacebookに2000億円とも言われる高額で買収され、Playstation VRが発売され、HTC ViveやSamsung Gear VRなどHMDが当たり前に出てきている。この本ではあまり書かれていないがGoogleもVRプラットフォームのDaydreamや安価なビューワであるCardboardを投入している。新しいスマホPixelでDaydreamに対応するとして、Daydream Viewも発表された。MicrosoftのHololenzも発売間近だ。2016年はVR元年とも言われるが、VR技術については、いよいよ一定のレベルまで来たように思われる。「没入感」という言葉で表されるが、その映像インパクトは次元を変えるものともいえる。4Kや8Kなどのように画素数を単純に上げていくよりも、付加価値があるものだと思う。ゲームだけでなくリアルタイムのVR配信という定義で考えると色々と展開すべき世界があるだろう。
本書では、Oculusの成立過程などが描かれているが、VRやARの射程についてまだまだ十分遠くまで押さえられていないかもしれない。また、普及に関する標準化やサービス、機器コスト・通信コストの問題についても深堀りされていないかもしれない。VR/ARについてはまだまだ面白い本が書けそうな気がする。