「外国につながる子どもたちの物語」編集委員会のレビュー一覧
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ネタバレ目次
第1話 ディエゴの物語~海をこえてきた転校生
◆この本を読むみなさんへ
第2話 ユヘの物語~私が日本で生まれた理由
第3話 ナミの物語~おばあちゃんと中国
第4話 リカルドの物語~沖縄とボリビアのあいだで
第5話 フォンの物語~ベトナムからの小さな船
第6話 ネブローズの物語~ふるさとには帰れない
第7話 武来杏の物語~やっと一緒に暮らせる
第8話 カルロスの物語~ぼくたちの日本語教室
第9話 ビアンカの物語~学校に行きたい
第10話 ジョシーの物語~日本にいさせて
第11話 ソフィーラの物語~お母さんと話しができない!
第12話 アンドレの物語~高校進学の壁
第13話 タオの体験~外 -
Posted by ブクログ
世界各国や地域等、様々な外国人との共生に対する課題を投げかけてくれる本。
マンガで導入し、その後詳しい解説に入るという進め方は、初心者にも優しい。
中身も非常に分かりやすく、子どもならマンガの所だけ読んでも良し。
特に第9話のビアンカの話はとても考えさせられる。単に「多文化共生しましょう」というのは簡単だけれど、具体的にどうするかという所になると、ビアンカのようなケースは非常に難しい。母国の文化や、習慣に裏打ちされた行動と日本のそれをどう折衝していくか。これが、単純だけど多文化共生なんでしょうね。
分かりやすくて良かったけれど、欲を言えばもう少し宗教に重きを置いて欲しかった気もします。エセ -
Posted by ブクログ
母が留学生と関わる職業をしているため、前々から自宅にあったものです。気が向いたのでなんとなく読んでみました。
在日外国人、戦争難民、不法滞在、肌や言語、就職に対する差別・・・外国人差別を中心に、子供たちをとりまく国際問題について20の物語が解りやすくまとめられていると思います。
問題提起の為の本ですから、ここまで酷い差別は私達の近くにはないかもしれません。でも、もしかしたら気付かないだけで近くにあるのかもしれません。差別って気付かないうちに行っているものって多いですよね。
私達の「あたりまえ」がもしかしたら「間違っている」のかもしれない。
国際問題に関心がある人にはとても参考になる資料に