相戸結衣のレビュー一覧
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購入済み
ライトに楽しい小説
キラキラしたモチーフだったり、仕事のお悩みだったり、可愛らしい恋だったり、複雑だけど暖かく解決する家族騒動だったりと、分かりやすい「楽しさ」でライトに読めました。
「眼鏡屋」というところが、ワンポイントで効いてるので「ただの月並み」にならずに読み込めたのかなと思います。 -
Posted by ブクログ
流鏑馬(やぶさめ)といえば馬上から的に向かって矢を射る神事ということは知っている方も多いでしょう。
ところが、「競技流鏑馬」というとなかなかご存じないと思います。
青森県十和田市、この物語の舞台である。
桜流鏑馬、全日本流鏑馬選手権など流鏑馬が盛んな土地柄で、小学生から大人まで幅広い世代に流鏑馬は親しまれています。
弓道を通じて知り合った二人の女子高生が、悩み、ぶつかり、自分にとっての流鏑馬を模索しながら成長していく姿を描いています。
YOUTUBEなどで、「桜流鏑馬」の動画を観てから読めば、より一層想像が広がります。
一風変わったスポーツ小説ということでオススメしたい一冊です。 -
Posted by ブクログ
路地裏にある隠れたおしゃれな眼鏡店。
愛想はないが眼鏡に対する愛情は溢れているイケメン店員。
それだけで行ってみたくなります。
接客業としては正直どうかと思ってしまいますが、いわゆる職人気質ってやつでしょうか。
眼鏡を愛するが故に客を選んでしまうというか。
眼鏡を変えるだけで人生が変わるというのは大袈裟でしょうが、身につけるもので気分は変わりますよね。
服よりももっと日常生活に密接してる眼鏡ならば、その影響力は確かに大きいのかも。
私も昔、当時の恋人に選んでもらった眼鏡で、なんだか世界が変わって見えたことを覚えています。
思い出とともに眼鏡をかけていたからかもしれませんね。
このお店の眼鏡