矢沢心のレビュー一覧

ベビ待ちゴコロの支え方

矢沢心

とてもよかった。言うなれば妊活エッセイ。
「絶対に」諦めない心って大事。
「もし出来なかったら」を考えるとそちらに引きずられてしまう。その未来を選択することになっしまう。
私も気が引き締まる思いだった。

「彼の遺伝子をこの世に残したい」
「パートナーへの愛情がなければ不妊治療を続けるのは難しい。自分だけのためだったら頑張れなかった。彼のためだから頑張れた」

これからちょくちょく読み返したいエッセイだなと思った。

ベビ待ちゴコロの支え方

矢沢心

冷やさない、冷えるごはんをやめる
朝ごはんを何品か食べる
葉酸
偏食×
体力をつける！
ストレスをためない！
好きなことをする
できなくても反省しすぎない

それにしても、素敵な心の持ち方だな。私だったらイライラぴりぴりしちゃうかも。

彼の遺伝子を残したい、って、そう思ってもいいんだね。

ベビ待ちゴコロの支え方

矢沢心

とても共感しまくり、号泣しました。
妊活中は、ほとんど周囲には打ち明けずに、ひっそりと治療してたらしい。しんどかっただろうな。
周囲の心ない言葉に傷付いたり、妊娠、出産報告に妬みを感じる、本当に普通の女の子が頑張った妊活記録って感じ。でも、矢沢心ちゃんなんだよね。
それにしても、魔裟斗が心ちゃんにかける言葉が、優しくてカッコ良くて、素敵すぎます。しかも強いなんて！惚れてまうやろ〜！

ベビ待ちゴコロの支え方

矢沢心

2019/06/30


自分と同じ病
不妊治療をしていればじきに妊娠するだろうという
楽観的な思い
不妊治療を始めた時期
いろんなことがまるで私自身のようで
ならば、そこから先のことも似てくるのだろうかと。
諦めない、好きな人との子を世に残したいという思いはあってもすべてがうまくいくわけではないと。
なので
不妊というハードルを越えてからのこともだけど
そこに到るまでの体験談は支えでもあるし不安でもある。
そういう思いでこの本を読み終えました。

夫婦で歩んだ不妊治療 あきらめなかった4年間

矢沢心 / 魔裟斗

矢沢心・魔裟斗夫妻の出会いから不妊治療、二児の親になるまでが
綴られたエッセイです。

心さん側からと魔裟斗さん側から、それぞれの思いが書かれています。
フォントも大きくて、読みやすい文章です。

とても読みやすいのですが、穏やかな文章故に不妊治療の過酷さが伝わりにくい面もあり、これから不妊治療を考えていらっしゃる方にはメンタル面では参考になっても内容的にはやや物足りないかも知れません。

私自身が習慣流産の経験者で、病院の転院、長きに渡る通院治療、全治胎盤での帝王切開、低体重児出産と大変な思いをした事もあり、読んでいてサクッとした印象を受けました。

ただ未だ男性側は治療に後ろ向きの人が多い現実があるので、出来ればこの本は男性の方々に読んで頂きたいと思います。
夫の理解や協力、思い遣りがある事で、妻側の負担は大きく和らぐ事になると思います。

素敵なご夫婦で愛情深さを感じる1冊でした。

ベビ待ちゴコロの支え方

矢沢心

矢沢心さん、まだ若いけれど不妊治療で苦労して、体外受精を6回もしたなんて知らなかった。でもものすごく強い意志で赤ちゃんを授かっています。優しい文体でいろんな辛い体験のなかで人の痛みがわかる方なんだろうなぁと思いました。素敵なお母さんになりますね(*^^*)私も娘ができたら心さんと同じことを伝えてあげたいと思いました。

ベビ待ちゴコロの支え方

矢沢心

実際のところ妊活は心身ともに重労働。
やる気と落ち込みの繰り返しで心の持ち様が分からなくなる時もあったりする。
治療法の本はたくさんあるので、妊活中の精神面での支えになればいいな、と思って買ってみました。
矢沢さんの頑張りはすごい。私なら途中で挫ける。もちろん経済的な面もあるけど、やはり精神面で挫ける。さすが格闘家の妻、というところ。
自分の周りに妊活してる人がいなくて、自分ばかりがどうしてって思っちゃうような人にこそ読んでもらいたい。同じように苦しんでる人いるって身近に思えるかもしれない。