松葉一清のレビュー一覧

  • 『帝都復興史』を読む

    Posted by ブクログ

    大正12年で有名な出来事というと「関東大震災」が挙げられる。マグニチュードこそは先の東日本大震災より小さかったものの地震による火災により、約10万人が死亡した。本書は東日本大震災の復興への一助として、かつて「関東大震災」から復興した歴史である「帝都復興史」を解き明かしている。

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    2012年05月02日
  • 『帝都復興史』を読む

    Posted by ブクログ

     そもそも『帝都復興史』に誤解があった。

     タイトルから何か公共機関のまとめた本かと思いきや、高橋重治と称する人がまとめた私本。写真もついていて、3巻にわたる大著のものだが、あまり、信用性はおけない。

     松葉さんはなんでこの本の解説本を書こうとしたのか、いま一つ理解できず。

     まあ、おもしろいと思った情報。

    (1)復興院にひっぱられた十河信二氏は、その時点では鉄道省会計課長、ついでに友人の大田圓三氏を土木局長にひっぱろうとして、断られたら雲隠れをした。(p247)

    (2)ビアードが優先すべき事業として「第一にとりあげるべきは罹災地区の経済的、家庭的生活を回復すること。」(p43)

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    2012年04月01日