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Posted by ブクログ
生活保護は2015年に217万人と過去最高を更新し、投入される国費は3.8兆円まで膨れ上がっている。約半分が医療扶助。生活保護対象者は医療サービスを無償で受けることができる。税や社会保険料の負担もなく、生活保護支給費は最低賃金や年金よりも高い。手厚すぎる保護は、この制度から脱却するインセンティブを働かせない。不公平のない制度へと改革することが必要。医療に関しては、一般と同じ3割の自己負担を導入すべき。生活保護の最たる問題点は、現役世代とみられる世帯が増えていること。得られた収入は生活保護に上乗せして取得できる仕組みに変え、働くインセンティブを与えることが肝要。また、一旦、生活保護を受けると長期