芹沢光治良のレビュー一覧

  • 神の微笑(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    芥川賞作家・芹沢光治良さんが晩年書かれた神様シリーズの1冊目。

    素晴らしいキャリアを積まれた、とても素敵な年上の女性から勧められ、お借りして読みました。。


    若き日々の芹沢さんと神との関係について書かれた自叙伝です。。

    決して裕福ではなかった幼少の頃。。
    秀才でありながら、中学を出たら働けと祖父から言われ・・
    空に向かって「神様なんているものか!」
    と心の中で叫ぶシーン。。

    丁度、人生最大の試練(!)と思えるような状況だった私は、

    「神様!どうして私がこんな目に遭わなければいけないの?
    私は何も悪い事はしていないのに!」

    と、同じように空に向かって心の中で叫んだ事を思い出し、
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    2010年10月20日