デヴィッド・モスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書はハーバード・ビジネス・スクール(HBS)のBGIE(Business, Government, and International Economy)というモジュールで使われている本になります。HBSで使われているということは、これからビジネス界に入る人(MBA)、あるいはすでにビジネス界でそれなりの役職についている人(エグゼクティブ)が読む本になるわけですが、章によっては多少難解な箇所もありましたが、全般的に言えば、そのような対象読者向けの本としてはわかりやすく書いてあると思います。何より一番好感が持てたのは、様々なマクロ経済指標(金利、インフレ率、為替レート、マネーサプライ)の関係性を
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Posted by ブクログ
ネタバレ比較的わかりやすいマクロ経済入門。重要な要素を押さえているように思う。
<メモ>
・輸入が輸出を上回ると、その差額を埋めるために外国から資金を借り入れる必要が生じる。同国は将来のいずれかの時点でその差額を返済することを約束することになる。
・ケインズは期待をアニマルスピリットと読んだ。人の心とう非物質的な仕組みが世の中を動かしてしまう。
・貨幣には三つの価格がある。時間に関連する価格が金利、外国の通貨に関連する価格が為替レート、すべての財サービスに関連する価格が総物価水準。
・名目GDP=総物価水準×実質GDP
・期待は経済全体がどの方向に進むかの原動力になり、期待通りに状況が動くことさえあ