吉野泉のレビュー一覧

  • 【東京創元社無料読本】スプリング・トレインが発車します。

    購入済み

    満足

    現代社会ならではの情報技術が発達した世界のなかで、青春という時代を生きる若者たちがミステリ解決に挑もうとする、放課後スプリング・トレイン。この作品では本編を読む前に事前知識として押さえておきたい情報や、製作の裏側を垣間見れるインタビューを載せており、ボリューミーな内容です。

    #カッコいい #ハッピー

    0
    2022年06月01日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    これは当たりだった。まず文章がきれい。ふとした比喩なんかの表現がうまくて、読んでいて気持ちいい。あと意識的にだと思うけど色の話題があちこちにちりばめられていて、すごく彩りを感じる作品になっています。シリーズ化して欲しいな。

    1
    2016年03月12日
  • 手のひらアストラル

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    それまでが繋がるどんでん返しがキレイで、ずっと彩りが綺麗な世界をくるくる回っている感じ。
    続きどうなるんだろ。
    謎解きはロボットのやつが一番好き。

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    2021年05月12日
  • 手のひらアストラル

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    「放課後スプリング・トレイン」の著者、吉野泉さんの待望の2作目にして続編。2人がその後どうなるのか気になっていたので嬉しい。面白かった

    1
    2020年11月30日
  • 手のひらアストラル

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    高校2年の夏。主人公が将来に悩みながら徐々に視野を広げていく感じがいいですね。自分の高校2年の時に、こんなにちゃんと将来のことを考えていただろうか。

    1
    2020年11月03日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    読み終わった貴方の心は何色?
     透明感溢れるというキャッチフレーズにあるように、爽やかな高校生の日常を描きます。それも恋愛要素はあまりなく、学業やボランティア活動における謎解きなど、とても真面目な青春ミステリ。各話に散らばっている色に纏わるエピソードも本書の特色です。頭の中の情景一つ一つに鮮やかな色付けがされていき、例えようのない豊かさを生んでいます。
     推理して的中できるようなタイプの謎解きではありませんし、最後のオチも微妙ですが、それでも楽しめました。
     第23回鮎川哲也賞最終候補作。

    0
    2016年10月07日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    最後の最後にだまされたので、星4で。
    それぞれの短編の謎は、さほど謎でも無い感じのものが多いが、ラストはやられたなったって感じ。
    本を表紙からじっくり読む人程、はまりがちかも。
    仕掛け自体は、ありふれてるのに気付かなかったぜ。
    これ、続編も期待できそう。

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    2016年03月08日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    福岡を舞台にした日常系青春ミステリー。

    作者さんの思い出を反映させているそうで、
    ちらほら実話もあるそうです。

    0
    2024年04月15日
  • 【東京創元社無料読本】スプリング・トレインが発車します。

     

    購入済み

    福岡を舞台にした透明感溢れる青春ミステリ「放課後スプリング・トレイン」の表題作をまるごと一編立読み増量版として、また、メールインタビュー「放課後スプリング・トレインについて10のこと」をあわせてお届け。

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    2021年12月12日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    ネタバレ

    福岡ローカルネタわかるともっと風景がわかって楽しいんだろうなって思った。
    名前に関してはまず著者名がズルいじゃん…。
    駒子シリーズ思い出すけど絶対好きやろ作者(偏見)
    イッセーのキャラ造形好きなので他の話にもいっぱい出てくるといいな…。

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    2021年05月12日
  • 手のひらアストラル

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    ネタバレ

    2作目だと知らずにここから読み始めてしまったが、謎解き重視なので楽しめた。

    正直、進路に悩む高校生の女子の部分はめんどくさい気もするが、どんな謎も解いてしまうQ大大学院生と理詰めの高校生女子のやり取りは面白いので1作目も遡りたい。

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    2020年12月22日
  • 手のひらアストラル

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    進路に悩む女子高生の周りで起こる日常の謎。
    気になるQ大院生の存在。
    謎も面白い。
    もう少しキャラがたっていたら良かった。まぁ、1人居るんだけど、主人公ではないので。

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    2020年10月30日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    高校生らしい日常に起こった毒の無い事件。インパクトに欠けると言えばそうですが、自分の高校時代を思い出して、ほのぼのと読み進めました。成長していく彼らを見守りたく思う作品。

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    2020年02月14日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    みずみずしく整った文章だが、若干回りくどく、やや説明のテンポが悪い。読んだ印象としてはどうにも散漫で印象に残る描写は少なかった。ストーリーは青春ミステリではあるのだが、謎はいまいちどれも魅力に欠けており、謎を解くというよりは嘘を暴く物語である。登場人物は皆善意で行動し、その行動のために小さな嘘をつきルールを破るというのがおおまかな構成になっているわけだが、そのついた嘘を暴くというのはどうにも後味の悪さがある。たとえ善行でも、友人を騙している以上、水臭いという気持ちのほうが先に立ってしまった。青春ミステリに苦い結末はお約束だが、いい話なのに嘘をつかれていたという、違った意味での苦さを感じる作品で

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    2019年05月28日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    平凡な女子高生の日常に出現する小さな謎をいとも簡単に解き明かす知性豊かな大学院生。
    情景描写が過剰な気がしますが、ライトな作品にもかかわらず文学的な要素を入れようとする姿勢は評価したい。
    学校新聞に掲載される問題が適度なスパイスになっているので、1位に選ばれた投稿内容にもう少し捻りがあればなお良し。

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    2019年03月15日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    主人公の吉野は高校二年生だけれど、親友の朝名の彼氏で小学校教諭の上原や、その友人で探偵役の大学院生の飛木の存在もあって、高校だけに留まらない広がりを感じた。山村暮鳥の「りんご」を悲しく取るか嬉しく取るかの話が印象的。色の描写が華やかで、光源によって色が変化するお揃いのビーズの髪飾りも綺麗だった。

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    2018年10月09日
  • 放課後スプリング・トレイン

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    【収録作品】放課後スプリング・トレイン/学祭ブロードウェイ/折る紙募る紙/カンタロープ 
    *懐かしく瑞々しい感覚がする。語り手・吉野の思考過程が好もしい。

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    2016年06月29日