KazuhiroFujiharaのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【要約】
これからの成熟社会を生き抜くためには?
20歳以下の高校生などを対象に書かれた本なので簡易な言葉で書かれてわかりやすい。
【感想】
・5つの力に分けて書かれているためわかりやすい。
・成熟社会における情報収集力は高めていかないといけない。
【メモ】
戦後〜高度経済成長の教育の3つのキーワード
「ちゃんとしなさい」
「早くしなさい」
「良い子にしなさい」
「成長社会」
-正解があった
-家族で大晦日は紅白など社会的な正解
-ものが欲しいがモチベーションに
「成熟社会」
-ものが満たされて次に欲しくなるのが、心の豊かさ
成熟社会では情報処理能力ではなく「情報編集力」が求められ -
Posted by ブクログ
著者の『10年後、君に仕事はあるのか?』の流れで読んだ。
情報編集力に関わる5つの力(シミュレーション能力、コミュニケーション能力、ロジカルシンキング能力、ロールプレイング能力、プレゼンテーション能力)を身に着け、鍛えるための5時限の「よのなか科」の授業といったところ。
中高生向けの授業形式の語り口なので平易だが、なぜその能力が必要なのか、どのように身につけることができるのかのポイントはきちんと語られている。
唯一の正解があるわけではない中で、納得解を得るための観察、仮説、立案、検証。そのツールとしてのブレスト、ディベート、クリティカル・シンキングなどのロジカル・シンキング、ロープレ、複眼思考 -
Posted by ブクログ
パズルでなくレゴ
藤原さんがテレビでもいってた
1997年の山一証券破綻後から日本は
成長社会から成熟社会に入った
みんな一緒からそれぞれ1人の時代に変わった。
テレビもそれぞれ多様化した時代に何を学び考えるか
正解がない時代だからこそ
自身で考える力やクリエイティブさが求められる。
納得解という
☆3人寄れば文殊の知恵
平凡人でも3人集まれば良い知恵が出る
知恵の神さまが文殊
1人で考えてもろくな答えがでないということ
漫画家も編集者が隣にいる
1人で考えていると煮詰まり、視野が狭くなり矛盾が生まれ、柔軟な思考ができにくくなったり身動きがとれなくなる
→ だから相談する人も選ぶ
☆会議 -
Posted by ブクログ
勉強ってなんだろう?
ふとそんな疑問が湧いたとき、この本に出会いました。
私が学生の頃していた「勉強」と、社会人として今この歳でする「勉強」。違いはその立場にあるのかと思っていたけど、どうやら違ったようです。
高度成長時代には、共通の正解があり、その正解を導くために必要な知識を身につける勉強をしていた。
ところが成熟社会で大切なのは、共通の正解ではなく、「一人ひとり」の納得解。
知識を元に考え、納得解を探し出す力、それを他者と共有する力を身につけるための勉強が必要になったということ。
つまり、学校の勉強、仕事の勉強の差ではなく、社会が◯×のない問題に答えを出す時代に変わったということで