伊藤穣一(MITメディアラボ所長)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
リーンスタートアップ組織を作るために必要なエッセンスが込められているめちゃめちゃ良書だった!!
方法論だけでなく、実例も添えられているのでよりわかりやすい。学んだ、自組織に活かしていきたい!!
【まとめ】
- リーンスタートアップが最も大切にしなければならないのは「学び」
- 構築 => 検証 => 学習のループを回す
- ビジョン => 戦略 => 製品のピラミッド
- 戦略を進化させるのは、pivot
- 製品を進化させるのは、最適化
- 革新会計:
---- MVPを計測する
---- 理想状態に最適化していく
---- pivotを検討する
- 虚栄の -
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Posted by ブクログ
商品開発では「何を作るべきか」を確かめていく(顧客について理解をしていく)ことに最も重点を置くべきだということを主張し,その方法論を沢山の例示とともに説明している本.
イノベーションのジレンマ(The Innovator's Dilemma)を避ける方法論にもなっている.
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- 成長仮説と価値仮説
例 p.222
p.79 「問うべきなのは「この製品を作れるか」ではなく「この製品は作るべきか」であり「このような製品やサービスを中心に持続可能な事業が構築できるか」である。」
p. 80 「耳を傾けるとしたらどの顧客の意見を聞くべきだろうか。...『とりあえず製品をリ -
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Posted by ブクログ
ビジョンの達成に向けてMVP(最小限の製品)を最適化しながら、戦略のピボットを最速で繰り返すという手法。アイデアを構築して製品に、製品をアーリーアダプターに問い、計測し、データを得、そこから学び、アイデアに反映させる。構築・計測・学習のフィードバックループ。MVPは最悪動画等でも良い。計測時には比較となるベースラインが必要。粘着型(マイクロソフトのように切り替えに莫大な労力がかかるモデル)、ウイルス型(Facebook、Paypalなど)、支出型(広告など)の成長エンジンが必要。またイノベーション条件として、①資源、②裁量権、③成果と個人的利害のリンクが必要と説いている。
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Posted by ブクログ
ネタバレ起業や新規事業開発の本の王道でしょうか。これまで読んできた他の新規事業ノウハウ本の多くが、この本について触れていました。
著者はエリック・リース氏。
感想。
名著なのでしょうが、私には冗長すぎるか。海外の本は、事例をたくさん&長く挟むんだけど、要点をまとめてくれない傾向があり、この本もそうだと感じた。学習とはそういうものなのかもしれないが‥。
と思いつつも、読み終わった後で備忘録をつける過程で、学びの多い本だったことに気付かされた。
備忘録。
・スタートアップでは、世間から、不屈の努力に創造的な才能、失敗からの気づき、などの話が好まれる。違う、スタートアップは、面白くないことこそ -
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Posted by ブクログ
リソースに限りがあるスタートアップでは、初めから完璧を目指さないほうがいい。
最低限動く状態のものを早くリリースして、顧客からフィードバックをもらうことが重要。
思えば自社サービスで新機能を追加する時、「こういう使い方の時はこれがいるかもしれない。」「この使い方をされた場合に備えて、この機能を追加しておこう」なんて考えてしまう。
そうすると予定していた工数の2〜3倍になってしまうことがよくある。
こういう時、もしもの時に備えて実装した機能は大抵使われない。YAGNIの法則を実感する。
新機能を作る段階では、顧客の希望するものを想像することはできても、100%合致したものを作るのは不可能に近い。 -
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Posted by ブクログ
起業の教科書
筆者は自身で起業に携わった経験や起業サポートの経験から、スタートアップの成長に重要な要素を体系的に取りまとめた一冊
(個人的な学び)
顧客というのは製品を提示される前にどういうものが欲しいか分からないことが多い
→ペインポイントの特定が重要(顧客に何が欲しいかを聞いてはいけない)
重要な2つの仮説
①価値仮説
②成長仮説
仮説→検証→修正→検証
というプロセスを経てPMFを作り上げる
このプロセスの頻度をあげるためにMinimum Viable Productsが鍵となる
スタートアップの滑走路の長さ(離陸までに使える時間)はピボット(方向転換)可能な回数で数える
→検 -
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