水野達男のレビュー一覧

  • 人生の折り返し地点で、僕は少しだけ世界を変えたいと思った。 ― 第2の人生 マラリアに挑む

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    マラリア予防の防虫ネット(蚊帳)をアフリカで広めることに執念を燃やす水野氏による書籍。
    日本との文化の違いにめげず、熱い思いが伝わってくる本です。

    外資系企業を経て、住友化学へ。
    そこで、高機能の蚊帳と出会い、事業責任者に。
    途中、うつになり、出世の道が立たれたと絶望するも、
    自らの志を思い出し、諦めずに、
    現地の合弁工場の開設や生産体制の確立、
    スーパーマーケットでの販売、研究所の設立などリードする。

    CSR的な営みを事業化したモデルケースとして読んでも面白いですし、
    アフリカビジネスの開拓ストーリーとして読んでも面白い。
    さらに、50代からの再チャレンジとして読んでも面白い。
    すなわち

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    2022年07月17日
  • 人生の折り返し地点で、僕は少しだけ世界を変えたいと思った。 ― 第2の人生 マラリアに挑む

    Posted by ブクログ

    この本は圧倒的にタイトルが面白く興味が惹かれる。

    わたし自身の経験で言うと、アフリカやアジアに行く機会が多かったことから、外務省や地球の歩き方での「マラリアに気を付けてください」という注意書きを何度見たことか。特に蚊に注意してくださいといっても寝てる無防備な状態でどうやってと思いつつも、いつも蚊よけスプレーをかけて寝ていた。そんな、日本ではほぼほぼ見ない病気であるものの、海外諸国ではまだ一般的に流通している病気について書かれた本。著者の史実が描かれている。

    一番感じたのは、①本の構成が少しもったいないな、②この人自身が製品を作ったわけではないものの仕組みを作った、③ってもやっぱりすごい。

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    2022年05月26日
  • 人生の折り返し地点で、僕は少しだけ世界を変えたいと思った。 ― 第2の人生 マラリアに挑む

    Posted by ブクログ

    著者の水野達男氏は、北大農学部を卒業し、外資系農薬メーカー(日本モンサント社、日本サイアナミッド社)に通算22年勤務した後、1999年に住友化学に移り農業製品のマーケティングを手掛けてきたが、2007年にマラリア予防蚊帳「オリセットネット」を製造販売する合弁会社の日本側リーダーに就き、2012年からNPO法人マラリア・ノーモア・ジャパン(グローバル組織「Malaria No More」の日本支部)の専務理事兼事務局長を務めている。
    本書は、著者が、30年に亘って従事してきた農薬関連のビジネスから、50歳を超えて、アフリカ向けの防虫蚊帳を製造・販売するビジネスを新たに担当し、58歳にして同ビジネ

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    2016年02月12日