2年前の過ちのせいで外見、内面共に最低最悪の中年男との結婚を余儀なくされたサラ。愛した女性に手酷く裏切られ女性不信になったスペンサー。言い争いをキッカケに会話を楽しみ、恋を意識し始めるがお互いにどうしても結婚はできず…。ハムスターのお家と四葉のクローバーのエピソードがたまらなくジーンときた。サラの過ちは当時では致命的で、打ち明けられたスペンサーが怯むのもうなづける。即断するのではなく、それに伴う貴族としての責任や自分の気持ちにじっくり向き合って決断した所に人間としての良さを感じた。ラストに賑やかなスペンサーの家族も◎