パトリック・レドモンドのレビュー一覧

  • 霊応ゲーム

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    ネタバレ

    面白かった。でもモヤモヤする。読んだ後の後味は良くない。そこも含めて面白いんだけど…

    題名の霊応ゲームは、この物語において重要な鍵になっているはずなんだけど、それについての深い言及がなかった。日本語に訳す前はThe wishing gameで、読んだ後はそっちのほうがしっくりくる。

    主役がだれか分からなくなるぐらい、登場人物全員が濃いキャラクターやバックグラウンドを持っていた。みんな、心に秘密や後ろめたい気持ちを隠していて、それを暴かれるのを恐れている。最後のあたり読んでてあれっこれってニコラスが主人公?ってなった。

    最後にジョナサンが願ったことって何だろう。
    私は2人の友情が偽りや勘違

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    2019年05月03日
  • 霊応ゲーム

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    ネタバレ

    めっちゃ良かった。
    買ってよかった。

    あの終わりもただのバッドエンドではなく、メリーバッドエンドというやつなのかなぁ。と解釈。

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    2018年10月27日
  • 霊応ゲーム

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    イギリスの全寮制の男子校を舞台としたホラー。閉塞的な生活の中での鬱屈、不満、いじめ、その中で育まれる友情…この思春期の同性同士の限りなく恋愛感情に近い憧れとか嫉妬は、確かにあると思う。
    前半はいじめられっ子のジョナサンに孤高の美少年リチャードが手を差し伸べ、2人の仲が急接近していく。今まで自分がジョナサンの一番の親友だったのに…とやきもきするニコラスの気持ち、すごくわかる。ニコラスは最後の最後まで良い奴だった。リチャードがいじめっ子や意地悪な先生に一泡吹かせるシーンは胸のすく思いでした。しかし、後半になるにつれどんどん雲行きが怪しくなって行き、終盤破滅に向かって突き進んでいくリチャードが痛々し

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    2018年03月29日
  • 霊応ゲーム

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    ネタバレ

    数年前に読んで登場人物を覚えきれなくなって混乱し、途中で断念してしまった本だったのでリベンジしました。
    読書経験が増えたからか特に苦労することもなくスムーズに読み終えることができ一安心。
    結局霊応ゲームとは具体的にどういったもので、何が少年たちを殺してしまったかは迷言されなかったのが残念でしたが、10代の少年たちの歪んだ依存や独占欲は生々しくて読み応えがありました。
    展開も間延びしないので、ページ数が苦にならずスラスラ読めました。

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    2026年04月10日
  • 霊応ゲーム

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    ネタバレ

    映画でも見てみたいと思える作品だった。
    死んだ者も、辛うじて生きながらえた者も誰一人として幸せにならないバッドエンド。
    唯一、ハワード校長と妻エリザベスだけはマシとも言える。

    バッドエンドなのにそこまで気持ちが落ち込まなかった。何故なのだろうか。
    本書はもちろん物語が進むにつれて破滅へとじりじり読者を誘う。
    おそらく、悲しさよりも物語自体の展開の面白さが勝っていたのかもしれない。
    600Pを超える久しぶりの長編にも関わらず、中だるみせずに読み終えることができたのは作者の凄さだなと。
    書評の大矢さんも書かれていたが、
    ジョナサンが教科書を忘れてさえいなければ...。
    そもそも二人は交わることが

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    2025年09月17日
  • 霊応ゲーム

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    俗にいうサイコパスを題材にしたミステリ。貴志祐介の「悪の教典」を思い出す。平穏な学校生活。些細な出来事が、様々な悲劇が起こす呼び水になる。イギリスのパブリックスクールの雰囲気を味わうには世界が限定的で甘くない。殺伐としているかも。

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    2023年12月21日
  • 霊応ゲーム

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    1950年代に英国の全寮制パブリック・スクール、
    カークストン・アベイ学園を見舞った奇怪な事件について、
    真相を知ると称する者との面会が叶ったティム・ウェバー。
    長時間のインタビューを録音し、記事にして、
    ジャーナリストとして脚光を浴びたいと願うティムだったが……。

    ――ということで、
    枠内の物語=来訪者が語ったこと=が、
    三人称のあっちこっち移動しまくる視点で綴られた長編で、
    非常に読みにくかった。
    中身は20世紀半ばの厳格な規則に縛られた寄宿舎で起きた
    悪質ないじめに端を発した、いくつかの異様な出来事について。
    純真な被害者と、彼を庇う立場のクールな美少年が
    報復のためにウィジャ盤を持ち

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    2021年03月04日
  • 霊応ゲーム

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    前半は「トーマの心臓」で後半「オーメン」だった様な気がする。著者が男性で、訳者も男性なのでこんな感じになるのだろうか?女性だともうちょっと繊細な感じになったのかも。これだけの分量の本なので、もう少し比重を少年たちの心の方に割いてほしかった。例えば、最後主人公たちが何を語り、どんなふうに死んだのかをもっと詳細に。でも、あれか、そこはオカルトだから詳しく書けなかったか。どちらも中途半端になってしまったかな。

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    2017年09月05日
  • 霊応ゲーム

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    ネタバレ

    フォロワーさんが買われていたのを見て、自分もと購入。
    (この小説の登場人物、しょっちゅう会話の最中で怒鳴るよね)

    「誰しも、脛に傷があるよね」という前提が、悲劇のドミノ倒しを生んだ感がある。
    アラン先生の件は、今ではそんなに非難されることではなかったよなー……と思った。

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    2017年02月09日
  • 霊応ゲーム

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    ネタバレ

    なんか…思ってたよりあっさり終わった感じ。

    リチャードが何かしらの異能を使っていたかどうかは定かではないけれど、子供の器に有り余る憎悪と、それにあてられた心優しく弱いジョナサンという心許してもいい(かもしれない)相手、多感な年頃故に言葉に・形にすることで信じてしまう力が相まって、本当は偶然で済むことを、大人達の秘密を巻き込んでの大事になった、という感じかなぁ。
    大人たちはまぁ自業自得なんだけど、死んだ少年たちはリチャードの、ジョナサンへ対する力の誇示であっただけのような気がして、美しく賢い少年というのは残虐性を持ち得て絵になるというか、ん~…。
    「霊応ゲーム」という子供特有のお遊びを題材にし

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    2016年02月13日
  • 霊応ゲーム

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    繊細で儚く、揺らぎやすい、不安定で脆く、だからこそ鋭く攻撃的
    そういう少年の姿は非常に心に迫るものがあった
    最後、なんだと〜〜!こわ!ってなった

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    2016年01月30日