二宮香乃のレビュー一覧
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エキゾの病院では想定外の病気でやってくることにまず驚く。
3巻目だが、毎回新鮮な目で見れる。
今回は、リスザルの歯髄炎から始まる。
インスタで人気のモナちゃんの顔が少し腫れているように見えると…
飼い主の過度なSNS使用にはちょっとどうなのか⁇と思うところもあったが、投稿されることでの気づきもある。
たがが歯の治療と侮る事なかれ。
食べることに直結するので放っておくと大変なことに。
月光院長と星さんは、休みの日には思いっきり楽しんでいる。
しかし、月光院長は旅先でも羊の治療と…凄い。
それを上回るのは、カッコよく登場した月光院長の師匠である天木先生。
久しぶり〜と来るなり、拾った猫の帝王切開 -
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ネタバレエキゾチックアニマルとは、犬猫以外の全ての動物を指す獣医学用語。
犬猫病院に就職したものの、犬アレルギーを発症し、様々なミスを連発し首になった神無の再就職先は、エキゾチックアニマルの専門の月光動物病院。
第1話は、月光院長と看護師の星さん2人が、火事に巻き込まれて運び込まれた亀の処置をするのに巻き込まれるようにあたふたしながら手伝う⁇神無。
第2話、エキゾに慣れるべく、自分ができることをと餌を食べないレオパの様子をよく見たり、在庫整理で薬や備品の無駄をなくそうとしたり、コオロギの餌を繁殖されたりと…たまにはドジすることも。
第3話、保定8割、手技2割というくらいに保定は重要。とにかく慣 -
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ネタバレこの(2)も楽しく読め、なおかつ、知られていないエキゾチックアニマルについて色々と知る事が出来た。
表現として適切か、そこは微妙な気もするけど、この『珍獣のお医者さん』は、読ませる力が相当に強い。
二宮先生の「読んで欲しい」っつーか、「エキゾチックアニマルについて知って欲しい」、「エキゾチックアニマルを診療するお医者さんについて知って欲しい」って気持ちが、しっかりと伝わってくる良い漫画だ。
前作の『小学生ゾンビ・ロメ夫』も面白かったけど、どちらを他の漫画読みに勧めるか、と聞かれたら、正直、この『珍獣のお医者さん』を選んでしまうな、私は。
当然と言えば当然だが、この『珍獣のお医者さん』が面白く、 -
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ネタバレこれは、良い獣医系漫画だ。あくまで、個人的な印象ではあるが、インパクトで言えば、今、週刊少年サンデーで連載中の『ラストカルテ-法獣医学 当麻健匠の記憶-』に決して、負けちゃいない。
二宮先生は、「いやいや、そんな事はない」と言いそうだが、少なくとも、私の中では、そうなので、納得してもらうしかないな、こればっかりは。
行きつけの書店で一冊だけ残ってくれていたのは、本当に運が良かった。一漫画読みとしては、発売して、すぐに手に入れ、読んで、感想を書きたかった、と二宮先生には申し訳なさを感じてしまうくらい。
まぁ、私がここまでグッと来るのは、エキゾチックアニマルが結構、好きってのもある。
犬、猫などの -
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ここまで、表紙から読み手へ、強いインパクトを与える漫画も珍しい
本屋でパッと目に入った瞬間、「うおっ!?」と飛びずさってしまった客も何人かいるんじゃないだろうか?
初っ端からラストまで、とことん、ゾンビ愛が詰め込まれており、作者の正気を疑ってしまうほど、面白い!!
ざっくりと内容を説明すると、人間の小学生と、ゾンビの小学生の、種族の差を越えて築かれる清らかな友情コメディ、だろう
テンポのいいストーリー、毒のある笑いの質を支える絵柄、キレ味が鋭いラスト、評価を高くする理由は多いのだが、特に私が巧いな、と感じたのは、登場人物らを小学生、話の舞台を小学校にしている点だ
わざわざ言う事でもないだろうが -
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シリーズ4巻。
3巻から続く羊のお産に苦闘するのは、3頭すべてを助けようとする思いからだが、最悪の場合を…とそのときに天木先生の登場でどうにか無事にいく。
星の幼馴染が動物病院を辞め、公務員の獣医で公衆衛生獣医を目指そうとしている。
獣医にいろんな就職先があることを知る。
鳥の事情はいろいろあって、鳥獣の捕獲は原則禁止であり、認められるのは「狩猟による捕獲」と「許可による捕獲」。
鳥は、繊細なので扱いが難しく死にやすい。
ちょっと苦手だと言う月光院長は、セキセイインコの状態が悪くて詳しく検査ができないということで鳥専門の池之井先生にお願いすることに…。
さて、見た目が強そうなこの先生の手 -
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面白かった。既刊4巻一気読みしたが、
4巻だけピックアップ
エキゾチックアニマルのプライベート飼育に関しては
いろんな意味で(輸入元や輸出入業者の法や倫理観、防疫問題やらなんやら)
あまり好印象がない(飽くまで個人的な意見です)
それに、日本のペットショップの生体販売の危うさなど
そこらへんはここではまあ議論はしないが
この漫画、大変読み応えがあり、画も好みで引き込まれる。
そして、流行りや店頭で見て、ガットフィーリングというか、
思いつきで購入したりした人の末路なども出てきて、
単に、良い面などを簡単に面白げに煽るだけでなく、
例えば、飼育費や糞尿の処理や日々の怪我など
真摯に”生き物”と付