小澤良介のレビュー一覧
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小澤さんはリグナ株式会社代表取締役社長で、インテリアの通販サイトから事業をスタートされました。
大型インテリアショップの経営、有名なホテルやレストランの空間プロデュース、テレビドラマのインテリア監修など、現在も活躍の幅を広げられています。
私も小澤さんのショップに度々お伺いしていますが、ここに住みたい!と思ってしまうくらいお洒落で居心地が良くて大好きです。
小澤さんはある時、空間のデザインをするときにこだわっていることが、人生設計においても同じことが言えると気づいたそうです。
余計なものを置かず、本当に必要なものだけを取り入れる。
表面的な格好良さにとらわれず、中身が伴ったものにす -
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ネタバレ前評どおり、椅子だけではなくインテリア全般、「家具」に関することが中心です。
ちょうど椅子探しをしているので手に取りましたが、インテリア全般検討中のため都合がよかったです。
長く家の中で過ごす北欧の暮らし。
空間を大事にする。
「家具」と「道具」の違い。
「道具」は使えば使うほど劣化していく
「家具」は使うほど味が出て、ヴィンテージになり、アンティークになっていく。
最優先は「清潔感」。最初は「匂い」
視覚だけではない。聴覚も→BGM
玄関、バルコニーも一つの部屋
日本人はソファーに案内しても気付くと床に座っている。ラグがある方が快適。
フローリング好きは合理主義。
快適な空間づくり -
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北欧インテリアがここしばらく人気がありますが、その発祥の地、デンマークでの人々のインテリア空間に対する考え方がステキ。
少々高くても、職人が手作りし、丈夫で長持ち、飽きが来ない、そんな家具をこの国の人々は長く使い続け、代々家族に受け継いでいくのだそうです。
確かに日本は消費大国で、安いものが大量に出回っていて、人は物を大切にしなくなったなぁと感じます。
もっとモノ選びにこだわりをもつことで、日本もいろんな面で変わっていくのかな。
北欧インテリア…ということにこだわりを持たなくても、自分の暮らす空間を大事に作っていくことって大切ですよね。 -
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ネタバレデンマークでは、日当たりの良い南向きの部屋よりも、日当たりの悪い北向きの部屋のほうが人気なのだそうです。
なぜかというと、「北向きの部屋のほうが家具が傷まないから」だそうです。
デンマーク人は家具、特にイスを重要視する国民性で、デンマークでは新社会人になって初めの給料でイスを買うことが多いほどだとか。
日本とデンマークでなぜこのような違いがあるのかという点について著者は、以下のように述べております。
「日本では人よりもいいものを求め最新機器等にお金を使う傾向があるが、デンマークでは自分や家族、パートナーとの生活をより豊かにする家具などに金を使う傾向がある」
デンマーク人が家具を大切に -
Posted by ブクログ
デンマークの人は、自分自身にお金をかけるのではなく、自分や他人のための空間にお金をかけるということにハッとさせられました。
確かに、見た目は完璧にキレイなのに、実は汚部屋という人もいるし…
日本人は意外と自分が過ごす空間には無頓着なのかも。
空間をよりよくすることで、人生も豊かになるということにはとても共感が持てました。
これって今流行りのミニマリズムやシンプルライフにも通じる気がします。
内容は中盤くらいから、デンマークってタイトルについてなかったけ?ってくらいデンマークを忘れて、インテリアコーディネーターとしてのアドバイスがほとんどだったのがちょっと残念でした。
デンマークの影響を強く受 -
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著者は1978生まれで明治大学在学中に起業したらしい。
生まれ年から考えて、重なってはいないが同じ明治大学という事で興味を持った。
題名の理由は、日本と欧米では家具に対する考え方が全く違い、極端に言えば日本人が考える家具とは道具であ有、消耗品であるという事。
しかしデンマークをはじめとする欧米では、長く使い続けることを前提に家具を買う。
確かに、高級な家具に触れたり、座ったりするとやはりその違いは実感できる。
引越しをするときに合皮のソファーは最初から検討していなかったが、やはり最後は価格的な制約条件があり、その中ではこれがいいよね。という感じで購入したので
傷や古さまでは「デザイン」とし