ロバート・アラン・フェルドマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ここ5年で読んだビジネス書の中で、僕にとってはこの本がベストでした。筆者のロバート・アラン・フェルドマン氏は、日本の大手証券会社で長年仕事をされているとはいえ、生まれもアメリカなら大学も地元アメリカの大学を卒業されています。日本の経済の歴史や国の政策や日本人の性格や働き方について、著者が日本人なんかよりよっぽど深く理解し考察されている事をこの本から知るにつれ、生粋の日本人である僕は恥ずかしさすら覚えました。この本を好きになった理由のひとつとして、経済的視点から具体的数字を出して物事を考察している点にあります。いま日本が抱えている「原発の存在とエネルギー問題」、「少子高齢化」、「教育」、「年金」
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Posted by ブクログ
とても読みやすく今の日本経済がわかる本だった。
日本の強みは、農業と技術。オランダとの比較。オタク的要素。これをグローバルに換金していけるかがポイント。日本の弱みは、人材育成。年寄りに金かけすぎて、若い人に金を使えていない。
アベノミクスは、デフレ脱却、財政再建、成長加速という三つの目標に対して、金融政策、財政政策、構造政策というツールを噛み合わせて利用。順に、ケインジアン型政策、マネタリスト型政策、ソロー型成長戦略。
金融政策の判断は、常用雇用労働者の時間給を見る。うまくいっている。
政策と景気の絡み合いは、CRICサイクルで見る。危機(Crisis)、反応(Response)、改善( -
Posted by ブクログ
ネタバレユダヤ人経済学者が現代日本経済を評価する。高評価なんだよなー。変化さえ受け入れれば日本は良くなるらしい。高齢者次第だ。マジョリティがこの意見を受け入れられるかがカギだな。それが民主主義だ。
日本は経済成長は終わったんだ。だからもう成長期のシステムは上手く機能しない。それをわかって変化を受け入れることを教えていこう。それも教育の課題だ。
あと、移民教育がこれから肝心だ。移民をいかに日本にコミットさせていくか。いまのままだと、のほほんとした日本的な移民二世を育てているだけ。それじゃあダメなんだろうなー。
日本人を凌駕する在日外人を育てる意識を持たないとね。
でも相撲のモンゴル人差