川合伸幸のレビュー一覧

  • 「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

    Posted by ブクログ

    自分はバイアスかかりすぎ!と、思えた本。
    でも、バイアスは悪いことじゃなくて、誰しもが必ずしももっているもの。自分の思考に気づけてよかったし、なにより他者と関わるときに第三者的目線で考えを持つことができるようになった(気がする。まだ読み終わったばかりなので…。)。

    0
    2024年08月30日
  • 「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

    Posted by ブクログ

    1テーマ見開き1ページで、様々な認知バイアスについて網羅的に解説している。
    その特性上、一つ一つのバイアスについては深く知ることは出来ないが、「こういうバイアスがあるのか」ということを知ることができるため、非常にためになった。

    0
    2024年05月06日
  • 科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る

    Posted by ブクログ

    【1行説明】
    怒りのメカニズムを元に、自分や他人が怒りを覚えたときのヒントを紹介している。

    【趣旨】
    人類が誰でも持つ感情である「怒り」について、様々な実験や検証の結果を引用しつつ、そのメカニズムや対処法を紹介している本。

    【引用文3つ】
    ①「悪い謝罪」には次の4つの要素の幾つかが含まれています -正当化・逆ギレ・弁解・矮小化

    ②インターネット上で謝罪圧力が強い理由(中略)おそらく、「バンドワゴン効果」が作用しているのだと考えられます。バンドワゴン効果は、経済学や社会学でも良く用いられる言葉ですが、ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れると、その選択への指示が

    0
    2022年10月15日
  • 科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る

    Posted by ブクログ

    最近自分の中の怒りという感情と向き合うようにしている。怒りという感情は何も生み出さないと痛感したからだ。しかしこの感情を捨て去ることは不可能であることもまた事実だ。ではどう付き合っていこうか。そう考えていたので興味を持ってこの本を手に取った。怒りという感情は現代の心理学ではどのように捉えられているのかが
    わかりやすく書いてある。題名にとらわれずに最後まで読んでいただきたい。きっと現代の学説を集めて導かれた結論にハッとするはずだ。

    0
    2020年09月07日
  • 科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る

    Posted by ブクログ

    怒りと謝罪を科学の観点から書いていて納得出来る事が多かった。

    怒り
    怒りと恐怖は似ている
    怒りは接近、恐怖は離れようとする心理
    怒り=不快+攻撃性
    接近=左前頭部の脳波の活動高い
    第三者の目線は、怒りを抑制させる

    関係修復
    被害者は、謝罪より補償を求める
    強く当たらない事、存在を認めて欲しい

    謝罪
    自分の大切な人やモノを考える事で、建設的な謝罪につながる

    怒りの抑え方
    紙に書き出す事や祈る事で怒りのエネルギーは収まる方向に進む

    仕返しと罰
    罰するのら復讐の神経基盤が満足感を得るから

    それでも被害者は罰よりも補償を求める
    第三者の立場になると罰を好む、これは正義を通そうとする。

    0
    2020年06月14日
  • 凶暴老人~認知科学が解明する「老い」の正体~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    凶暴老人: 認知科学が解明する「老い」の正体。川合伸幸先生の著書。凶暴老人、些細なことでキレてしまう高齢者が増えているという報道はよく見聞きします。高齢者が凶暴になるには凶暴になるだけの科学的根拠がある。年齢を重ねれば誰もがいつかは高齢者になるのだから、本書で取り上げている老いの正体を高齢者と社会全体が正しく理解することが大切。高齢者を馬鹿にしたり批判したりするのは人として未熟なことではないでしょうか。

    0
    2019年01月13日
  • 凶暴老人~認知科学が解明する「老い」の正体~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    タイトルはインパクトが強すぎるが、編集者の意向ということらしい。サブタイトルは著者のようである。
    前半は科学の話。怒りをこらえられない理由を科学的に解明していく。ただし、解明されていないこととの区別は科学者らしく線引きされている。
    後半はどちらかというと筆者のこうあって欲しいという願望が書かれている。
    でも、今後科学的に調査するのであれば、筆者の書いたことが正しいかを検証する道筋をつけたという風にとらえることができると思う。分野の違う犯罪の分析まで踏み込んでいるが、物足りないのは仕方がないか。
    今後の調査研究でもう少し解明されると思うが、前半部分だけでも十分参考になる本だと言えます。

    0
    2018年12月03日
  • 科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る

    Posted by ブクログ

    怒り、謝罪、罰、赦しについて科学的に分析。個人的な問題というより、社会のあり方について考えさせられる。

    0
    2017年12月16日
  • 科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る

    Posted by ブクログ

    人間の怒りのメカニズムを分析し、謝罪の仕方や怒りの抑え方を科学的に考察した。比較認知科学が専門の著者は、謝罪の効用について「自分が攻撃されないためにするもの」と指摘。自責の念を表す、責任を自覚するなど、謝罪に必要な8要素を挙げる。感情論を避け、データや実証に基づく記述に徹した点が好ましい。(講談社現代新書・760円)

    マシュマロテスト
    セルフコントロールすつ訓練をして怒りを制御
    謝ることを欲していない。現状回復を求めている
    気持ちに寄り添う謝罪

    0
    2019年01月09日
  • ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか

    Posted by ブクログ

    善か悪か。
    私たち人間が行ってきた所業を考えるとき、しばしばこのような言葉が使われる。
    光と闇。
    罪と罰。
    人の本性は何なのか。
    本書ではこの難しい問いを考えるものである。

    第2章ではマイケル・サンデル教授の問を引用し、私たちがどれほど合理的に生きて「いない」かを明らかにする。
    「何となくよくない感じ」を頼りにしているからこそ「人間らしい」のであり、これが欠如していると他者に対する共感力が低いとみなされ、「人間らしさ」を感じないようだ。
    私は合理的な人間だから、なんて言葉がどれほど合理的でないか、この矛盾が人間らしいのかもしれない。

    闘争遺伝子というものがあるからこの人は暴力的なのだ、と単

    0
    2016年06月13日
  • ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか

    Posted by ブクログ

    意外と幅広い領域をカバーしている。ローレンツの拡大解釈の間違いを指摘しているのでこの本の貴重性は大きい。

    0
    2021年09月07日
  • 科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る

    Posted by ブクログ

    自分を客観視する、それを何度も何度も繰り返す、相手の立場で物事を見ようと試みる。

    怒りの感情が湧いてる時は余裕がないのが常なので、分かっていても難しい!でもヒントになることが多く書かれていて、読んで良かったと思った。

    0
    2025年09月25日
  • 「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

    Posted by ブクログ

    日時生活で思い当たることが多々あり、勉強になりました。私には難しい言葉が多いと感じましたが、例えも分かりやすく楽しく読ませていただきました。

    0
    2025年03月16日
  • 「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

    Posted by ブクログ

    楽しく読んだ。簡単にまとめているので詳細を知りたい場合別の書籍にあたる必要があるが、ざっと知り楽しむのには最適。引用している論文についてわずかだが手がかりが書かれている(ほんとうは注がほしいところだが)のは調べやすくてよい。

    0
    2023年02月12日
  • 「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

    Posted by ブクログ

    ・バイアス=偏った見方
    ・生存者バイアスや現在バイアス
    がキーワードだと思います。
    無意識のうちに「バイアス」がかかっていて、それが自分の習慣になっていることを知ることができたので、今後の生活においても意識したいことが多いと感じた本です!

    0
    2023年01月30日
  • 「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

    Posted by ブクログ

    さまざまなバイアスについて、具体的な例や有名な実験の結果を示して説明しているので分かりやすい。
    ああ、これはあるある、とか、なるほど、と納得できることも多かった。よく聞く言葉だけど正確に意味を知らなかった言葉もたくさん出てきて興味深かった。

    0
    2023年01月25日
  • 「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

    Posted by ブクログ

    一言結論:とにかく人間はこんなにバイアスに囲まれているんだ、と突き付けてくれる本です。最後の章でバイアスへの対策が含まれているのが素晴らしい。

    感想:はじめにで書かれている通りバイアスの種類は100種類以上もあり、私たちは本当の意味で合理的、論理的な判断を下している訳ではありません。むしろ、意識してそうしようとしても不可能です。ある意味人間らしさとも言えるそうした不合理な傾向を知りどう付き合うか、それがよく理解できる本だと思いました。

    この本は意思決定や認知の過程を厳密に論じているわけではないので、それが気になる人にとっては「ただそれらしいものをライトに羅列しただけの眉唾もの」と映るかもし

    0
    2022年11月26日
  • 「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

    Posted by ブクログ

    見開き2ページで一つの事柄についてイラスト付きで簡単にわかりやすく説明していてとっつきやすい。
    脳科学や行動経済学に興味があり何冊か本を読んでいる人は目新しい情報や深掘りされたことはないので退屈に思う人もいるかもしれないけど入門本としてとても良い。

    0
    2022年09月06日
  • ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか

    Posted by ブクログ

    面白かったし、最後綺麗にまとめられていた。人類自己家畜化って言う説が面白いと思った。攻撃的であったり反社会的な人を排除して、平和的なDNAを残している。正にその通りだと思った。

    0
    2022年04月21日
  • 科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る

    Posted by ブクログ

    アンガーマネジメントのレクチャーをするのに、エビデンスを知りたくで読んだ本。
    さまざまな文献に基づいて考察が書かれていたのでとても面白かった。と同時によくあるアンガーマネジメント本のような内容とは一線を引いたエビデンスに基づいたより抽象度の高い内容だった。
    個人レベルでどうしたらいいか?という話ではなく、喧嘩した後はできるだけコミュニケーションをとった方が不満が残りにくいなど一般化して情報が書かれていたので、知識労働をしている人たちにとっては分かりやすそうな内容だと思った。

    これをもとにアンガーマネジメントのレクチャーを作ろう。

    0
    2022年01月29日