スチュアート・マクブライドのレビュー一覧

獣狩り

スチュアート・マクブライド / 山本やよい

自己破滅型で暴力衝動に駆られる主人公、飲むたびに酔い潰れてしまう女性心理学者、悪辣すぎる高利貸しの老婆、残虐非道な連続殺人を繰り返す犯人が入り乱れる果てに理不尽で悲惨な結末が訪れる物語なのだが、後味は悪くないのはなぜか、ということを続刊で考えてみたい。

獣たちの葬列

スチュアート・マクブライド / 鍋島啓祐

殺人鬼インサイドマンが8年ぶりに事件を起こし元刑事のアッシュが追う。殺人罪で服役していたアッシュが捜査に協力するところから始まるのだけれど暴力に満ちていてどうなっていくんだという感じの展開と目の離せない事件の行方。今作はシリーズ第二弾。前作を未読のため分からないところもあるけれどそれでも充分楽しめる。個性的なメンバー、犯罪と暴力の空気とインサイドマンを追うアッシュの抱えてるもの。どんどん引き込まれていく展開とこの緊迫感がクセになりそうな物語。続編もぜひ刊行してもらいたい。

獣狩り

スチュアート・マクブライド / 山本やよい

お正月に一気読みしました 面白いですが、いくら自分の家族にまで危険が迫っているとしても、ここまでのことをするのでしょうか？ その辺りが不思議な感じがします しかし、この警官が怒るのはよく理解できます ここまでのことを、自分が出来るかというと… ですが、面白かったことは確かです