ProductionI.G/CLAMPのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ下巻は、映画版をまとめたもの。
映画版も、あっさりとしていたが、これも、淡々としている。
主人公は、真奈という少女。新聞記者である父がウキシマデンセツを調べに行き行方不明になっていることが記される。
東京都では、夜間外出の制限やネットワーク利用の制限が設けられ、条例に違反した青少年は保護施設に保護されることになっている。
午後八時を過ぎ、青少年たちが帰路につこうというとき、地下鉄で事件が起こる。古きものが車内でヒトに喰らいついたのである。血しぶきが飛び散り人々の悲鳴、阿鼻叫喚。
真奈もそれに気づき、逃げ出そうとするが一歩遅かった。ヒトならざるモノが真奈を見つめ、真奈は意識を失う…… -
Posted by ブクログ
ネタバレ『カードキャプターさくら』『ホリック』『ツバサ』などで有名なCLAMPがキャラクター原案をおこなった、『BLOOD』シリーズ最新作の文庫版。
『BLOOD』には然程造作が深くないのだけれども、日本刀を持った可愛い女子高校生がヒトならざるモノをバッタバッタと切り裂いていく痛快物語、と捉えている。
そんな最新作、アニメは主人公の小夜の声をあの水樹奈々さんが……。
ドジっ娘が夜夜中になるとヒトならざるバケモノを狩るギャグ七割シリアス三割、みたいなハズが、中盤からヒトが死にまくるっていう謎展開。そしてご存知アニメ最終話。ほぼ真っ白で埋め尽くされるというナイスボートも吃驚仕様(ナイスボートの意味 -
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Posted by ブクログ
ネタバレハッカーは二人いる。
伏線の使い方で、なるほどと思いました。
ってか考えなかった私がアホ。
3人称視点では語るところは語り、重要なことを伏せてフラグとする。
なるほどと思いました。
まぁ、全て語っていたら先読む面白さは確かにありませんね。
どうなっていくという、不確かさをほどよくいれることが大事なような。
ただ、読んでて思うのはシナリオに近いのかなぁと思います。
具体的にいうと動きが形式的というのでしょうか。そんな感じに見えます。
ラストバトルは、小説で読むとなるほど映画だなと思わせるものですね。
きっと、映画を見ればおぉと思えそうな気がします。
ラストシーンですが、色々考えさせられます -
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Posted by ブクログ
ネタバレアニメ未視聴。確かに、CLAMPらしい意外な展開かもしれない。けれど正直、このラストは誰得?恐怖を煽られるだけで、この物語から得られるものが何もない。また他のCLAMP作品と比べても、展開が読みやすかった。伏線の張り方がわざとらしく、文章も上手くない。あと、季節を伏線の一つとして使ってる割に、序盤で『奥に設えられた薪ストーブは冬を迎えると雪深くなるこの地方の必需品』という記述が出てくるのも違和感がある。いくらミスリードを誘うためとは言っても、そもそもそれまで夏の記述だったのにいきなり冬の話かよって初読の時点で混乱した。
一方で、登場人物が過ごす日々の出来事や思考すべてをそのまま記述すると、起き