「最強の格闘技とは?
昔から議論されていることだ。
誰もが自分がやっている競技が一番だと信じている」
「それでも、プロレスは最強の格闘技--。
僕はそう信じている。
そのプロレスの中でも新日本プロレスは世界一」(「はじめに」より)
冒頭からこう豪語する著者。
15歳でウルティモ・ドラゴ
...続きを読むンが主催する闘龍門に入門。
19歳で新日本プロレスに移籍。
24歳にしてIWGPヘビー級チャンピオンとなった。
G1クライマックス。
ニュージャパンカップトーナメント。
プロレス大賞。
あらゆるタイトルを総なめにしてきた。
「リングに金の雨を降らせる」レインメーカーとして、プロレス界を牽引してきた。
闘いに向けての、心のあり方。
プロレスラーとしての、身体の作り方。
新日本プロレス創始者のアントニオ猪木への思い。
引退試合の相手を務めた天龍源一郎からの学び。
「僕は自分で自分の限界を決めることはしない。『これ以上無理』--と思わないことによって、どこまでも強くなれる。強くなることで、どこまでも優しくなれる」(「おわりに」より)
レインメーカーの進化と深化は続いていく。