小倉一哉のレビュー一覧

  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    私は来年の春から社会人になります。就活中で手当てや初任給などの数字を見ても記載の仕方がまちまちで、どう比較したものかと頭を捻る日々です。そんな中で、本書なら仕組みが分かるのか?と思い手に取りました。
    著者は既に社会人として働いている人を主な対象にしたみたいですが、実用的な内容ではなく人事制度に関する...続きを読む
  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    本書は、給料・労働時間・評価・人間関係などに関する22の疑問についてかなり客観的に書かれています。著者は日本の労働について研究されている研究者。
    特定の思想を読者に押し付けるわけでもなく、統計データなどを示しながらかなり客観的な意見をつらぬいています。
    具体的な労働体験もない学生さんに読んでもらいた...続きを読む
  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    内容としては、「働く上での個人が受けるメリットデメリット」を客観的に紹介しているあたりさわりのないものである。
    しかし、本書の醍醐味は第6章からであると私は思う。

    「働く幸せ」についてさまざまな意見が書かれている。
    会社にはやる気が多い人間ばかりが残るわけではないということだ。
    それはなぜかという...続きを読む
  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    転職活動中で、正社員を目指すか否かを自分なりに考えるために読んでみた。
    日本の労働状況の是非について、この著者の一貫した基本姿勢は「0でも1でもない」。強烈な社会批判や、斬新な労働条件の改革を求めている人には、この本はオススメできない。だが、私のように、どうしてこのような働きづらい社会になってしまっ...続きを読む
  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    会社、働くってこういうもんだ。いろんなジレンマもあるんだ、と理解できる一冊。社会人なりたてや、就活をしている人に参考になる部分が多い。何を感じ、自分にとっては何が大事か、を考えことが重要だと思う。
  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    期待とは裏腹に単調な話だった。
    管理職がプレイングマネージャーと化していることが問題というのはその通り。
    しかしこの手の人は過去分析が仕事なのだろうが、楽しいのだろうか?
  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    本来なら雇用の形態は関係なく仕事のノウハウは伝達されるべきだろうが悪意ある人間を想定すると単純な話でなくなる。
  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    チェック項目23箇所。雇用の安定・・・正社員の方が成長できる。仕事を通じてさまざまなことを経験し学べる。離転職のコスト・・・せっかく育てた人に辞められることで生じる損失。新たに人を雇って新たに教育するコスト。就職前の職業教育がない。手当てを支払う4つの目的・・・生活への配慮、人事管理、基本給の補完、...続きを読む
  • 会社が教えてくれない「働き方」の授業
    雇用、給料、長時間勤務、人事評価、うつ、働く意味について書かれた本。章立ててわかりやすく書かれている。全体を通して言えるのは、『正社員と派遣社員』、『長時間勤務と定時上がり』どちらが良い・悪いと言う0か1かという判断がなかなか難しいということ。