小倉一哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内容としては、「働く上での個人が受けるメリットデメリット」を客観的に紹介しているあたりさわりのないものである。
しかし、本書の醍醐味は第6章からであると私は思う。
「働く幸せ」についてさまざまな意見が書かれている。
会社にはやる気が多い人間ばかりが残るわけではないということだ。
それはなぜかということが示されている。
そして、あとがきに本書の意味が集約されている。
「0か1」か。
本書は働き方を示すことで個々に眠っている別の思考を生み出し
考えてもらいたいと示されているが、
筆者は半ばあきらめているようにもみえる。
読者の中には諦めずに0と1のあいだにいるものもいるだろう。
本書をよむこ -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目23箇所。雇用の安定・・・正社員の方が成長できる。仕事を通じてさまざまなことを経験し学べる。離転職のコスト・・・せっかく育てた人に辞められることで生じる損失。新たに人を雇って新たに教育するコスト。就職前の職業教育がない。手当てを支払う4つの目的・・・生活への配慮、人事管理、基本給の補完、弾力化のため。正社員の8割は残業している。ボーナスは会社経営者の恩恵ではなく、組合員の権利。残業の4タイプ・・・会社、自分のせいと考える人は女性の方が多い。大学、大学院卒に多い。管理職に多いなど。サービス残業について・・・知らなければ業務に支障がでる勉強は業務であり残業手当支給対象。課長の7割は管理